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2013年12月26日 (木曜日)

フェンダー・ローズを愛でる・10

今年の5月から「フェンダー・ローズを愛でる」と題して、幾枚かフェンダー・ローズの音色芳しいフュージョン盤をご紹介してきましたが、今日は、その「ファースト・シリーズ」の最終回です。ちょうど10回目の「フェンダー・ローズを愛でる」で、一旦、締めます。

さて、フェンダー・ローズだけで演奏するジャズ盤はあるのか、とふと思って、調べてみたら、これが「あるんですね〜」。フェンダー・ローズ弾きまくりのジャズ盤の一枚がこれ。Rob Franken『Fender Rhodes』(写真左)。アルバム・タイトルに「フェンダー・ローズ」をどかっと挙げる、凄いアルバムだ(笑)。

このどやって感じのタイトル『Fender Rhodes(フェンダー・ローズ)』である。これはもう、徹頭徹尾、何から何まで、フェンダー・ローズを弾きまくり、フェンダー・ローズの音色鳴りまくりの盤でしょう。はい、期待に違わぬ、フェンダー・ローズ一色なライブ盤です。

Rob Franken(ロブ・フランケン)とは、1941年、オランダ生まれ。ドイツのシーンなどでその腕を買われ、1960年代から1970年代にかけて活躍したキーボーディスト。惜しくも1983年、42歳の若さで逝去している。

そんなロブ・フランケンが、フェンダー・ローズを弾きまくった未発表音源を集めたアルバムがこの『Fender Rhodes』だそうです。基本的にはライブ演奏です。そうか、未発表音源集なのか。でも、アルバムを聴き通すと、演奏の全てに統一感があって、フェンダー・ローズの音色に焦点を当てた企画盤の面持ちである。
 

Rob_fender

 
良いですよ〜。フェンダー・ローズのファンであれば、これは絶対に「買い」です。キーボード演奏のほとんどがフェンダー・ローズ。時にシンセサイザーが入るが、まあ、殆どがフェンダー・ローズの演奏と言って良いだろう。フェンダー・ローズの音色って、どんなんやろ〜、なんて向きにもピッタリ。フェンダー・ローズの音色を嫌と言うほど体験できます(笑)。

「フェンダー・ローズに愛された男」と形容されるだけあって、フェンダー・ローズの使いこなしが素晴らしい。弾きっぷりも実に良い。こんなに素晴らしいフェンダー・ローズの弾き手が、1983年に42歳の若さで亡くなっていたなんて、本当に残念でならない。

フェンダー・ローズは、弾き方にちょっと癖のあるキーボードなんだが、そんなことを全く感じさせない、フェンダー・ローズをピアノの様に容易く弾きこなす様は圧巻ですらある。

 フェンダー・ローズの音色に合う、太くてブンブン唸るウッド・ベース。アナログチックに人間っぽくリズムを刻むドラム。フェンダー・ローズの旋律に彩りを添える柔らかなトランペット。グループ・サウンズとしてもレベルの高い、良い雰囲気の演奏がギッシリとアルバムに詰まっている。

Rob Franken『Fender Rhodes』は、究極のフェンダー・ローズ盤。究極の「フェンダー・ローズを愛でる」。これ以上のものが存在するか、という感じの史上最強のフェンダー・ローズ盤。「フェンダー・ローズを愛でる」シリーズの最後を飾る、フェンダー・ローズ満載の優れものです。

 
 

大震災から2年9ヶ月。決して忘れない。まだ2年9ヶ月。常に関与し続ける。
がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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コメント

こんにちは
実はここを読んでからこれ欲しくてずっと探してました
まぁ、1年中ずっと探している訳ではなくて年に数回無性に欲しくなって探すんですけどね
タイミングが悪いのかこのアルバムが人気がないのか探す度にいつも在庫切れでした
ところが何と先々月の10月にタワレコ・オンラインで注文を受け付けているのを発見
即注文→超期待大
ところが2ヶ月もたった今日になって、今更入荷未定のため注文のキャンセルの連絡が・・・
そのがっかり感といったら、いわゆる筆舌につくしがたいですね
で、むきになって他で売ってないかと思い探していたら、「ローズ道を極めるなら必須」とブログに書かれているCDが目に飛び込んできました
マイケル・フランクス「The Art Of Tea」
調べてみると結構皆さん好評価+試聴するも良さそうな感じ
で、紙ジャケ・remaster仕様が有ったので思わず注文しちゃいました
「Fender Rhodes」が「The Art Of Tea」に化けちゃいましたって話でした
(本当に届くのか疑ってますけどね)

追伸-「Fender Rhodes」はAAC盤なら売ってるようです
マスターも「海洋地形学」でハイレゾにはふれていますが、ハイレゾを知ってしまうと人にもよると思いますが自分はなかなかMP3やAACにはポチって押せないでいます

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