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2013年6月 3日 (月曜日)

27年振りの「素敵なコラボ」

ネットを彷徨っていて、ふと目に飛び込んで来たメッセージ。グラミー賞を獲得し大ヒットしたアルバム『Double Vision』以来27年振り。Bob James & David Sanborn のコラボ復活。うへ〜、こりゃ〜買いだ。(ちなみに『Double Vison』については、2008年9月1日のブログ(左をクリック)を参照して下さいね)

改めてご紹介する。Bob James & David Sanborn『Quartette Humaine』(写真左)。アルトのデイヴィッド・サンボーンとキーボードのボブ・ジェームス、フュージョン・ジャズ〜スムース・ジャズの巨匠の二人。いや〜素晴らしいですね。

ちなみにパーソネルは、Bob James (p), David Sanborn (as), James Genus (b), Steve Gadd (ds)。フュージョン・ジャズ出身の伝説的ドラマー、スティーヴ・ガッドと、気鋭のベーシスト、ジェームス・ジナスが参加したカルテット編成。

スティーブ・ガッドは超有名な伝説的ドラマーなので、ジャズ者であれば殆どの方が知っていると思うので、ガッドに関する説明は割愛。ジェームス・ジナスは、1966年生まれ、今年で47歳の中堅ベーシスト。僕は、彼の名前って、そう、新生ブレッカー・ブラザーズで知った。様々なジャズメンの下で、堅実かつ豪快なベースを聴かせてくれています。

まず、このBob James & David Sanbornの27年ぶりのコラボ盤、ベースとドラムが素晴らしい。素晴らしくガッツのある硬派なメインストリーム系のリズム・セクション。手数を絞って、間を活かした、とても玄人好みなドラミング。最近のスティーブ・ガッドのベスト・プレイのひとつとしても良いのではないか。
 

Quartette_humaine

 
太くて硬質で堅実かつ豪快なベース、柔軟で弾力のあるウォーキング・ベースは、今までに聴いたことがあるような気がするが、よく聴くと今までに聴いたことのない個性。このベースの音が、とても素敵なのだ。ガッドのドラムとジナスのベース。これが素晴らしい。

そんな素晴らしいリズム・セクションをバックに、これまた素晴らしい巨匠のコラボが、キラキラと輝く様に、素晴らしい響きを奏でる。フュージョン・ジャズ〜スムース・ジャズの巨匠の二人である。さぞかし、素晴らしいフュージョン・ジャズやスムース・ジャズを聴かせてくれるのだろう、とお思いのジャズ者の方々。それは違います(笑)。

このアルバムでのボブ・ジェームスとデイヴィッド・サンボーンの二人は、意外にも、実に硬派なメインストリーム・ジャズを聴かせてくれています。これは嬉しい。特に、メインストリーム・ジャズなアルトを聴かせてくれるデイヴィッド・サンボーンは久し振り。

しかも、ボブ・ジェームスの巧みなアレンジに乗っての純ジャズ路線。コンテンポラリーな響きを宿しつつ、時代の先端を行くジャズの音作りに心から感心しました。とにかく、良い音しています。ボブ・ジェームスのアコピも気品ある、音を絞った、音の間と響きを活かした、コンテンポラリーなビル・エバンスの様な響きは実に暖かい。このボブ・ジェームスのアコピも聴きものです。

実に内容のある、質の高い演奏です。スタンダードの「My Old Flame」が素敵ですね。ボブ・ジェームスとサンボーンが持ち寄った自作曲もいずれも優れた曲ばかりで「捨て曲」無し。

冒頭の「You Better Not Go to College」や3曲目の「Sofia」では、サンボーンのアルトはリリカルの絶頂を聴かせてくれ、ブラッシュワークのガッドが凄い。情緒溢れる歌伴の如きボブ・ジェームスの小粋なピアノ、そして、バンド・サウンドの底をガッチリと支えるジナスのベース。 

良いアルバムです。言葉では文字では、このアルバムの素晴らしさは伝えきれない。久し振りの「聴けば判る」盤です。しばらく、我がバーチャル音楽喫茶『松和』のヘビロテ盤になりますね〜、これは。

 
 

大震災から2年2ヶ月。決して忘れない。まだ2年。常に関与し続ける。

がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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