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2013年3月23日 (土曜日)

イエスの原点となるアルバム

邦題で単純に「サード・アルバム」と呼ばれている『The Yes Album』(写真左)。タイトルから類推される通り、このアルバムが、今に至るイエスの原点となるアルバムということになる。

デビュー以来、以降、お家芸(?)となるメンバー・チェンジを初めて経験。イエス・サウンドの要を成すギタリスト、スティーヴ・ハウが、このアルバムから加入。
 
オリジナルメンバーであり、ギタリストであったピーター・バンクスに変わるスティーブ・ハウのギターは、ブルースの要素は希薄、代わりにクラシックの要素やジャズの要素をふんだんに含んでおり、それが、イエスの演奏の幅を大きく広げ、イエスの音の個性を決定付けた。

そして前作『時間と言葉』でエンジニアとして参加したエディ・オフォードがバンドとの共同プロデューサーとなり、彼のプロデュースとスタジオ・ワークのお陰で、曲のニュアンスや印象の幅が出来て、ダイナミックで壮大な長尺の演奏が可能になった。確かに、ファースト・セカンド、2枚のアルバムと比べると、その違いは歴然としている。

とにかく、このイエスの第3作となる『The Yes Album』は、以降のイエスの音世界の個性・構成・展開の基礎を決定付けたアルバムとして評価されるべきアルバムである。 
 

The_yes_album

 
それが証拠に、このアルバム以降、ライブ演奏で定番となるナンバーとなる、「Starship Trooper(スターシップ・トゥルーパー)」、「I've Seen All Good People(アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル)」の組曲物、イエスの個性的な演奏(特に、クリス・スクワイアのベースが凄い)が、印象的な「Yours is no Disgrace(ユア・イズ・ノー・ディスグレイス)」、「Perpetual Change(パーペチュアル・チェンジ)」など、イエスの古典的名曲・名演が目白押しで、今の耳で聴いても、このアルバムは完成度は高い。

そう言えば、後のイエスの傑作ライブアルバムの中で、この『The Yes Album』からチョイスされている曲が、それぞれハイライトとなっていますよね。私、松和のマスターは密かに、イエスのファン、いわゆる「イエス者」の中で、このアルバムを愛聴しているイエス者は多いのではないか、と思っています。

しかし、良く聴いてみると、コニー・ケイのキーボードが、オルガン中心で一本調子となって演奏の幅が狭く、キーボードが、この時点での大きな課題となっていることが良く判る。この課題は次作、これまたイエスの歴史上、最高の一枚である『Fragile)(こわれもの)』で解消されるのである。

しかし、この『The Yes Album』のジャケット・デザインはちょっと「引く」。う〜ん、意味不明な「白い頭像」の周りに無表情なメンバーが並ぶ。このジャケットのお陰で、高校時代はこのアルバムを入手することは無かったです。大学時代、パチンコで大勝ちして、金銭的に余裕があった時に、ようやく手にしました。内容的にはイエスの音世界を代表する内容だけに、このジャケットは惜しい(笑)。

 
 

大震災から2年。でも、決して忘れない。まだ2年。常に関与し続ける。
がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力し続ける。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

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