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2012年5月27日 (日曜日)

初夏の薫風に吹かれながら

今日は本当に清々しい一日。強い陽射しタップリ、薫風爽やかに吹き抜け、湿度も程良し。日本の季節の中で、一番良い季節の一つ「初夏」。こんな絵に描いた様な「初夏」の昼下がり、毎年必ず聴きたくなる「山下達郎」。

「山下達郎」と言えば、日本のポップ・ロックの草分けであり重鎮。ロックンロールやR&B、50年代オールディーズのテイストを踏まえたポップ・ロックをやらせれば、山下達郎の右に出る者はいない。しかも、ポップ・ロックな音の雰囲気は、基本的に「夏」を彷彿とさせるものが多い。

今日みたいな、こんな絵に描いた様な「初夏」の昼下がりには、山下達郎のポップ・ロックが良く似合う。ということで、今日、選んだアルバムが『トレジャ-ズ(Treasures)』(写真)。1995年にリリースされた、1983年のムーンレコード移籍後、レーベル在籍12年目にして初めてリリースされた山下達郎のベストアルバム。

冒頭の「高気圧ガール」から「スプリンクラー」の流れは、初夏の季節の雰囲気にピッタリ。薫風に髪をとかせながら聴く爽やかなジャパニーズ・ポップ・ロック。山下達郎のポップ・ロックは、デビュー当時から「日本語」で歌われる。

1970年代、ロック・ビートに「日本語」はのらない、日本語でロックは成立しない、なんてしたり顔で言われた時代があったが、とんでも無い話だ。
 

Treasures

 
実は、僕は、山下達郎については、シュガー・ベイブの時代から知っていて、FMでエアチェックしてほそぼそと聴き始めていた。そして、ソロデビューのアルバム『Circus Town(サーカス・タウン)』 はLPで入手した。そして、大学時代にはガンガンに聴いていた、山下達郎については、かなりの「マニア」である。

山下達郎のポップ・ロックは、ソロ・デビューの時代から「日本語」で歌われていて、違和感無くロック・ビートにのっている。しかし、この「のり」は、日本人独特の「のり」。ロック・ビートを良く理解して、ロック・ビートの上に日本語の詞を乗せていくような感じで、この「のり」が独特。この「のり」こそが山下達郎の最大の個性だろう。

「アトムの子」「土曜日の恋人」「おやすみロージー」「クリスマス・イブ」「さよなら夏の日」「パレード」など、懐かしい思い出の曲が満載である。僕の若かりし頃、20歳代を彩る楽曲がとても「沁みる」。

面白いのは「クリスマス・イブ」など、冬の楽曲も、初夏の薫風に吹かれながら聴くと、なんだか「夏向け」の曲に変身する。恐らく、山下達郎独特の「のり」が、初夏の雰囲気にピッタリとフィットするからだろうと思われる。

初夏の薫風に吹かながら聴く『トレジャ-ズ(Treasures)』。この2012年、21世紀を10年ほど過ぎた時代になって、ちょっとレトロな雰囲気を醸し出し始めた山下達郎の楽曲は、実に良い雰囲気です。心が十分にリラックス。良い時間を過ごしました。  

 
 

大震災から1年が過ぎた。決して忘れない。常に関与し続ける。
がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力しよう。 

Never_giveup_4

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