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2012年4月 4日 (水曜日)

春爛漫な季節はジャズ・ボーカル

今年の春はなかなか気温が上がらない。4月というのに、最低気温が2〜3度、最高気温が13〜4度止まりというのはちょっと酷い。これでは平年の3月の気温では無いか。

それでも、日中の陽射しは春爛漫の力強さで、陽向を歩いている分にはポカポカ暖かく、10分ほど歩いていると額に汗が滲んでくる位である。まあ、今年の1〜3月は寒かったから、なかなか気温が上がらないのも仕方が無い。桜もゆっくりと咲きつつあるし、今年はゆっくりではあるが、少しづつ「春爛漫」な雰囲気が色濃くなってきている。

ポカポカ陽気の「春爛漫」な気候になってくると、我がバーチャル音楽喫茶『松和』では、ジャズ・ボーカルが流れるようになる。ユッタリとリラックス出来るジャズ・ボーカルを流しながら、うたた寝をするも良し、ユッタリとした気持ちで本を読みふけるも良し、この「春爛漫」な季節って、何故か、オーソドックスなジャズ・ボーカルがピッタリとフィットするんやな〜。

今日のオーソドックスなジャズ・ボーカルは、Ella Fitzgerald & Louis Armstrong『Ella And Louis』(写真左)。1956年8月16日の録音。ちなみにパーソネルは、Louis Armstrong (vo,tp), Ella Fitzgerald (vo), Ray Brown (b), Herb Ellis (g), Oscar Peterson (p), Buddy Rich (ds)。

改めてパーソネルを見渡すと、オスカー・ピーターソン・トリオ(当時のピアノ・トリオはピアノ+ベース+ギターが主流)プラス、バディ・リッチのドラムというリズム・セクションが凄い。昔から、このボーカルアルバムは良く聴いており、バック・バンドが素敵やなあと思っていたんだが、なんと当時のモダン・ジャズのビッグ・ネームばかりではないか。そりゃ〜良い音する筈ですわ(笑)。
 

Ella_and_louis1

 
さて、このボーカル・アルバム、ジャズ・ヴォーカルのファースト・レディとジャズ・ヴォーカルの元祖でありキング・オブ・ジャズの顔合わせで、悪かろう筈が無い。これぞジャズ、これぞジャズ・ボーカルという圧倒的説得力を持った内容で惚れ惚れする。

このアルバムは、徹頭徹尾、どこから聴いても「ジャズ」を感じる事が出来る。スタイルとか、コードとかモードとか、新しいとか古いとか、平凡だとか個性的だとか、そんな難しいことを考えること無しに、単純に聴いていて、しっかりと「ジャズ」を感じる事ができる。良い意味でリラックスした雰囲気が、さらなる「彩り」を添える。実に楽しそうな2人とデュエットが良い。

当時、既にジャズ・ボーカルの女王的存在であったエラが、実に可愛らしく愛らしい乙女のようなボーカルを聴かせてくれる。そして、渋い「だみ声」のサッチモ(ルイ・アームストロングの愛称)の男性的なボーカルが野太く大らかに響く。

いや〜このエラとサッチモの「ボーカルの対比」が絶妙。加えて、二人のボーカルの素朴で暖かい味わいが更なる魅力を添えてくれる。そして、忘れてはならない。キング・オブ・ジャズ=サッチモのトランペットも圧倒的な説得力を持って「ジャズ」をしっかり感じさせてくれる。

単純に聴いていて良い感じのボーカル・アルバムです。素朴でほのぼのとした味わいは、春爛漫な季節にピッタリです。

ジャズ・ヴォーカルのファースト・レディとジャズ・ヴォーカルの元祖でありキング・オブ・ジャズの顔合わせであるこのアルバムを聴きながら、うたた寝をするも良し、ユッタリとした気持ちで本を読みふけるも良し、この「春爛漫」な季節って、何故か、オーソドックスなジャズ・ボーカルがピッタリとフィットする。 

 
 

大震災から1年。決して忘れない。常に関与し続ける。
がんばろう東北、がんばろう関東。自分の出来ることから復興に協力しよう。 

Never_giveup_4

★Twitterで、松和のマスターが呟く。名称「松和のマスター」でつぶやいております。ユーザー名は「v_matsuwa」。「@v_matsuwa」で検索して下さい。
 

 
                                       

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