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2011年12月18日 (日曜日)

『1939〜MONSIEUR』を聴く

ムッシュかまやつ(1939年1月生まれ)の生誕70周年記念アルバムを手に入れた。2009年2月のリリースだったから、約3年程度遅れでの入手になる。実は、このアルバムの存在をつい最近まで知らなかったのだ。面目無い。

収録された曲を見渡すと、もうワクワクする。実は僕はムッシュかまやつが高校時代から大好きで、とにかく小粋で味のある楽曲は、何時の時代に聴いても、味わい深いものばかりなのだ。そう、ムッシュの楽曲は「味わい深い」のだ。その味わい深い楽曲を、なかなかツボを得たゲスト・ミュージシャンを迎えて、セルフ・カバーするのだから、これは聴き応え十分。

収録された楽曲とゲスト・ミュージシャンは以下の通り。

1. ゴロワーズを吸ったことがあるかい feat. Micro
2. ノーノーボーイ feat.今井美樹
3. あの時君は若かった feat.秦 基博
4. サマーガール feat.THE ALFEE
5. どうにかなるさ feat.トータス松本
6. バン バン バン feat.一青窈
7. やつらの足音のバラード feat.布袋寅泰
8. エレクトリックおばあちゃん feat.堺正章、井上順、甲斐名都
9. Be Be〜きみはMYSTERY(作詞:作曲・松任谷由実)   w/松任谷由実
10. 懲りない二人 feat.森山良子、森山直太朗
11. 我が良き友よ
12. ゆっくりと ゆっくりと feat.TAROかまやつ
 
1939_monsieur
 
2曲目「ノーノーボーイ」での今井美樹と、6曲目「バン バン バン」での一青窈のボーカルが、実に可愛くて、コケティッシュで、そんな凄く良い雰囲気についつい聴き惚れてしまう。5曲目の「どうにかなるさ」のトータス松本と、7曲目の「やつらの足音のバラード」の布袋寅泰は、ムッシュの楽曲にピッタリの雰囲気のボーカルで、これまた惚れ惚れする。いや〜、これってプロデュースの勝利ですね。ちなみにプロデュースは武部聡志です。なるほどね。

ゲスト・ミュージシャンに負けずに、ムッシュも格好良いですよ。そもそものオリジナル曲が格好良い「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」では、それはそれは、ムッシュは格好良い。ハードボイルドなボーカルは本当に痺れます。そして、ムッシュと言えば、この曲、「我が良き友よ」は絶対に外せない。この曲は、作者である吉田拓郎曰く「この曲はムッシュが歌うべき曲」。本当に、ムッシュのボーカルはこの歌の雰囲気にピッタリ。確かに絶対にこの曲はムッシュの歌だ。

そして、ラストの「ゆっくりと ゆっくりと」は、一人息子TAROかまやつが書き下ろし、彼のピアノ1本で共演したもの。この曲はとても味わい深い仕上がりになっていてラストの曲に相応しい出来だ。

改めて、ムッシュのキャリアを振り返ってみると、C&W、ハワイアン、G.S.、フォーク、ロックポップス、ニューミュージック等々、様々な音楽ジャンルを音をアレンジし、ムッシュのオリジナルとして、小粋でクールな楽曲を残してきています。こうやって改めて、ムッシュの代表曲を並べてみると、その素晴らしい成果を再認識できて、万感な想いで胸がいっぱいになります。

ちなみに、この新作アルバムのCDジャケットですが、イラストはなんと水森亜土さんの書き下ろしだそうです。水森亜土さんの手になるものですか。なるほど、良い雰囲気な筈ですね。良いアルバムです。
 
 
 

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