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2011年5月17日 (火曜日)

PYRAMIDのファースト・アルバム

うふふ、粋なアルバム手に入れた。『PYRAMID 3』。フュージョン系のアルバムなんだが、コンテンポラリーな演奏で、1970年代のフュージョンの名曲・名演をカバーしてくれている。「Hang Up Your Hang Up」「Rhapsody In Blue」なんざあ、うふふ、思わず頬が緩む。

この「PYRAMID」というユニット、2005年のデビュー当時から注目していて、今回のサードアルバムも溜飲の下がる思いだ。ピラミッド(Pyramid)はギタリストの鳥山雄司、ドラマーの神保彰、ピアニストの和泉宏隆により結成されたフュージョンユニット。この3人は、慶應義塾高等学校在学中からのバンド仲間でもあった。

『PYRAMID 3』は、今聴き込み中なので、そのお話しは後日に譲るとして、ここでは、デビュー作について語りたい。改めて、とにかく、錚々たる顔ぶれのフュージョン系グループである。そのさわりを語ってみると・・・。

1980年代、フュージョン・ギタリストとして、当時のギター・キッズのカリスマ的存在として人気を博し、その後アレンジャー、プロデューサーとしても数多くのヒット曲を手掛け、現在では、コンポーザー、アレンジャーとしての才能を高く評価されている、鳥山雄司。
 

Pyramid

 
そして、カシオペアの元ドラマーであり、日本の最高峰ドラマーとして君臨している、神保彰。そして、スクエアのキーボード奏者として人気を博し、脱退後もアレンジャー、コンポーザーとして大活躍、現在も日本で指折りのキーボード奏者として活躍している和泉宏隆。

メンバーの顔ぶれを見ると、バリバリのテクニック、スリリングな掛け合いなど、馬鹿テク中心の大味な作品という印象があるが、それは大間違い。流石、年季の入ったメンバー、少し落ち着いた、それでいて、その落ち着きの中に、しっかりと職人芸的テクニックと歌心が詰まった、会心のデビュー・アルバムに仕上がっている。

メンバーそれぞれのオリジナルは、それぞれが「これぞフュージョン」といえる佳曲ばかりで、落ち着いて聴けるものばかり。とりわけ、カバー系の選曲が兎にも角にも小粋で、EW&Fの「Sun Goddess」、お馴染みの名曲「Feel Like Making Love」、ホセ・フェリシアーノの「Affirmation」となかなかに渋い選曲である。そう、このバンド、選曲が良い。曲名を見て「おほほっ〜」と雄叫びを上げてしまうほどの小粋な選曲が、フュージョン・マニアの僕たちにグッとくるのだ。

特に、僕は昔から「Feel Like Making Love」という曲に、からきし弱く、フュージョン風にアレンジされた、この曲を聴く度に、胸がキュン、幸せな気分になる。このPYRAMIDの演奏も、フュージョン風アレンジのツボをしっかり押さえた、しかもテクニック的にも、聴きどころ満載の素晴らしい演奏であると僕は思う。

ちょっと湿った心地良い風の吹く、この5月の夕暮れにピッタリのフュージョン・アルバムです。

 

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