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2011年5月19日 (木曜日)

木住野佳子の「これ一枚」って

このところ、気持ちの良い朝が続いている。今朝は、全くもって、初夏の気持ちよい朝。空は晴天、風は少しヒンヤリ心地良し。

初夏の日射し溢れる季節。一年で一番良い季節である。今年は寒い冬が長く続いて、なかなか暖かくならなかったし、大震災もあった。今年はより一層、初夏の陽気を有り難く感じる。

さて、今週の月曜日、木住野佳子の『Praha』について語ったが、木住野佳子の「これ一枚」、というアルバムは、僕にとっては、4thアルバム『You Are So Beautiful』(写真左)だろう。

全体を通して、ジャズの良さ、楽しさ、美しさに振れることの出来る入門盤として、聴きやすく、わかりやすい。ううむ、なかなかではないか。これが最初の印象。非常に良く、エバンスを研究し、エバンスを知っている。それと、今の「ピアノ・トリオ」にファンが求めているものも良く判っている。

繊細さとダイナミズムがうまくブレンドされ、聴いていて心地よい「メリハリ」を感じる。バックのベース、ドラムも健闘し、ピアノと一体となって、目一杯演っている。細かいことを言ってはきりがない。

You_are_so_beautiful

パーソネルは、リーダーの木住野佳子 (p), 古野光昭 (b), 安カ川大樹 (b), 市原 康 (ds), 岩瀬立飛 (ds)。ベースとドラムは、曲の雰囲気とアレンジに合わせて、2人のミュージシャンを使い分ける。 

確かに、硬派なジャズ者ベテランの方が指摘するように、ハードなタッチでダイナミックな演奏が魅力だが、若干、タッチが弱々しい部分が見え隠れする。

弱さが見え隠れすると、バックのベースとドラムのバランスが崩れる。魅力的なダイナミズムが翳る。しかし、その「儚さ」が良いんですよ。なにも「ガーン、ゴーン」と力強く弾き倒すばかりが、ジャズ・ピアノでは無い。

細かくあらを探すように、聴き込むのがジャズではない。こんな、判りやすいジャズピアノのアルバム、なかなか無いですよ。とにかく聴きやすい。よって、このアルバム、今でも時々思い出して、CDトレイに載せたりする。そして、木住野のピアノ・タッチの「儚さ」に、ほのぼのとしたりする。

この『You Are So Beautiful』の雰囲気にピッタリの季節は「初夏」。この初夏の晴れた日に、洒落たエッセイでも読みながら聴きたい。そんなアルバムです。

 

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