「The Beatles USB BOX」をゲット
すっかり忘れていた。触れ込みが「世界限定30,000本」。予約時点で完売だった、はず。価格も価格だけに諦めた。その垂涎のアイテムとは『The Beatles USB BOX』(写真)。
その触れ込みの文章がふるっていた。その触れ込み文は以下の通り。
「ビートルズ初のUSBメモリ、限定コレクターズ・エディションで登場。コレクター仕様の「アップル・シェイプド」USBメモリ。グリーン・アップルをかたどった「リンゴ型」のユニークなデザインは、まさにビートルズならではのもの。世界限定30,000本、注目のオフィシャル・コレクターズ・アイテムです。ステレオ・ボックスの内容をそのまま完全収録」。
これだけでは「なんやステレオ・ボックスのCDをUSBに置き換えただけやろ」なんだが、更に触れ込み文を読み進めていくと、
「このUSBメモリ用に特別にデザインされたFlashインターフェースがインストールされており、オーディオ・コンテンツは、CDをしのぐFLAC 44.1Khz 24bitで収録され、加えてMP3 320Kbpsフォーマットでも収録されています。PC とMac 両方に対応」。
なに?「CDをしのぐFLAC 44.1Khz 24bitで収録」とな。これは事件である。「MP3 320Kbpsフォーマット」なんてどうでも良い。しかし、「このUSBメモリ用に特別にデザインされたFlashインターフェースがインストールされ・・・」とあり、素直に解釈すると「FLACで収録したけれど、専用ソフトでしか再生できない、ファイルを自由に扱えない」だ。う〜ん、FLACファイルであっても、最終的にピュア・オーディオ系のステレオ・セットで再生できんとなあ。
以上の様に迷いに迷って、結局「This item is currently not available.」となって、ちょっとだけ内心ホッとして、完売やし高いし、諦めよう、と相成った。
しかし、このThe Beatles USB BOXがリリースされた後の、FLAC 44.1Khz 24bitの音の評判をネットで読むにつけ、やっぱ手に入れておいた方が良かったなあ、と後悔しきり、である。が、とある切っ掛けで、Amazonのビートルズ・コーナーを徘徊していたら、The Beatles USB BOXのUS仕様が「在庫あり」となっているではないか。思わず「ポチ」っとな、である(笑)。そうそう手を出せる価格ではないのだが、この場合、そんなことを言っている場合では無い。
そして、今日の夕方、我が家にやって来ました『The Beatles USB BOX』。早速、ネットでの情報通り、そそくさとITunesにデータ移行を開始する。僕はMacユーザーですから、、USBメモリ内のFLACファイルを直接触って、フリーソフトである「X Lossless Decoder」を使って、AIFFファイルに変換、iTunesにライブラリに「アップルロスレス」の設定でインポートする手順で移行しました。所要時間約1時間弱といったところでしょうか。
早速、何曲か聴いてみたんですが・・・、これがですね、やはり音が違いますね。モノラル盤CDは別格として、今回のリマスターのステレオCDもなかなかやな〜とは思いつつ、何かが足らないと思っていたんですが、この24bitフォーマットのステレオ盤を聴いて「これだ」と思いました。24bitフォーマットは、CDよりもきめ細やかな密度が高い音で、しかも、明らかに分離がよく定位も良好。ビートルズのステレオCDは、現時点では、この『The Beatles USB BOX』で決まりでしょう。
24bitフォーマットは解像度を追求する方向の代物なので、モノラル盤に対しては、あまり意味の無いものだと思うので、今回のビートルズのリマスターの結果として、『モノラル盤BOX』と『The Beatles USB BOX』があれば、相当に楽しめると思いました。
ただし、『The Beatles USB BOX』は、PCオーディオのマニアのレベルでは無いと、PC環境を介して、ピュア・オーディオでの再生など、結構、特殊な環境と知識が必要になるので、一般のユーザーの方は安易に手を出さない方が良いかと思います。USBのリンゴ型は可愛くて置物としても秀逸ですが、置物に2万円以上の投資は過剰過ぎるでしょう(笑)。
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