続・「The Beatles USB BOX」
昨日の夕方より、格闘中の「The Beatles USB BOX」。FLACファイルをAIFFファイルに変換、iTunesにライブラリに「アップルロスレス」の設定でインポートする手順で移行し、順調に再生にまでこぎ着けたのだが・・・。
どうも、低音の拡がりが気になる。曲によって、ポールのベースの音が、ブワーッと拡がるように聞こえるのだ。iTunes側のボリュームを下げて、プリメイン・アンプのボリュームを上げて調整すれば改善されるのだが、それはそれで、音が少し痩せるようで好みに合わない。
もともとは、我がMacBookから、無線でAirMac Expressに飛ばして、AirMac Expressから、Monster mini-RCA ステレオオーディオケーブルを介して、ピュア・オーディオのプリメイン・アンプのRCA-IN に接続しているのだが、どうもこのAirMac Express側のDACが好みに合わないというのか、性能が低いというのか、とにかく、AirMac Express側のDACが問題みたい。
で、即座にDACを買うわけにはいかないし、どっかに、DACが無かったかと考えていたら、あったあった。今や、DVDサラウンド熱も冷め切って、あまり使われていないサラウンド・アンプがあった。
現在、このサラウンド・アンプのプリ部だけを使用していて、パワー部は、ピュア・オーディオでのプリメイン・アンプのパワー部にダイレクト接続して使用している。そして、このサラウンド・アンプのプリ部にDACが装備されている。これを使わない手は無い。
AirMac Expressから、Monster mini-オプティカル デジタルリンク オーディオケーブルでのデジタル出力に変更し、光デジタルのままで、サラウンド・アンプのプリ部に接続。
その後は、現在のDVD視聴時のルートと同じ。もちろん、サラウンドはOFFにして、純粋なステレオ再生にセッティングを変え、余分な回路を通りそうなセッティングを出来る限りOFFにする。
そうして、「The Beatles USB BOX」のアルバムを流してみたら、あらビックリ。これまた劇的に音が変わった。さらに、現行ステレオ盤CDとは全く異なる、別次元の音へと変化した。
音のエッジに、とげとげしい雰囲気が更に無くなり、アナログLPを聴いているような錯覚を覚える「芯のある太い」音になった。音と音の間のスペースにも何やら音の響きの様なものが漂い、決して、ステレオ盤CDに少し漂う、音と音の間のスペースに付きまとう「スカスカ感」が無い。
音の定位も良く、楽器の分離も良い。ビートルズのアルバムの演奏が、音的に、こんなに賑やかだったのか、とビックリする。今まで、如何に平板な音を聴いて来たのか、と愕然となる位である。やっと、ビートルズの音が「ロックバンド」の音になった気がする。
サラウンド・アンプのプリ部に内蔵されているDACとの相性が良かったんでしょうね。とりあえず、この別次元の音でしばらくの間は満足出来ます。次なるチャレンジは、ネットワークオーディオプレーヤー等を導入し、ピュア・オーディオとしてのFLACファイルの再生にチャレンジですが、これにはまだまだ資金がかかるので、一旦はペンディング。
しかし、数年後にはこのネットワーク・オーディオプレーヤーが主流になるような予感をさせてくれる、「The Beatles USB BOX」の音でした。とにかく、音の次元が違う。さすが、「24bitフォーマット」の音世界は違う。ビートルズのステレオ盤は、この「The Beatles USB BOX」が決定打ですね。良い買い物をしたと思います(笑)。
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