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2010年9月 2日 (木曜日)

Bitches Brew Legacy Edition

エレクトリック・マイルスの初期の最高作、1969年の代表作「Bitches Brew(ビッチズ・ブリュー)」がリリースされてから40年になるそうだ。40周年。その40周年を記念して(正確には今年は41年目なんだけど・・・)、「レガシー・エディション」(写真左)がリリースされた。

もう『Bitches Brew』については、世の中で語り尽くされているが、僕は、まだこの『Bitches Brew』については語り尽くしていない。どうにか、今年の8月5日のブログ(左をクリック)「エレクトリック・マイルスの基本」で、ちょっこし語った程度だ。まだまだ、この『Bitches Brew』を初めて聴いた頃の感動を書き尽くしてはいない。そんなこんな、しているうちに「発売40周年」である。

さて、この「レガシー・エディション」の内容は以下の通り。

ディスク:1
1. Pharaoh's Dance
2. Bitches Brew
3. Spanish Key
4. John McLaughlin
ディスク:2
1. Miles Runs The Voodoo Down
2. Sanctuary
3. Spanish Key (alternate take)
4. John McLaughlin (alternate take)
5. Miles Runs The Voodoo Down (single)
6. Spanish Key (single)
ディスク:3
1. Directions (Copenhagen concert of 11/4/69)
2. Miles Runs The Voodoo Down (Copenhagen concert of 11/4/69)
3. Bitches Brew (Copenhagen concert of 11/4/69)
4. Agitation (Copenhagen concert of 11/4/69)
5. I Fall In Love Too Easily (Copenhagen concert of 11/4/69)
6. Sanctuary (Copenhagen concert of 11/4/69)

1枚目から2枚目の2曲目までが、正式盤『Bitches Brew』。でも、最初リリース時、LPでの構成とは異なるところがちょっとイマイチ。LP時代の正式な構成は以下の通り。Side 4だけが2枚目のCDの飛び出しているような塩梅になる。

Bitches_brew_legacy

Side 1
"Pharaoh's Dance"
Side 2
"Bitches Brew"
Side 3
"Spanish Key"
"John McLaughlin"
Side 4
"Miles Runs the Voodoo Down"
"Sanctuary"

しかし、その後の音源、特に、シングルカットの音源が、正式盤としては初出ではなかったか。とにかく珍しい。これが、なかなか上手く編集されたシングルカット音源で、シングルカットされた元曲の良いところをピックアップし、FMなどの放送に乗っかる収録時間に、よくぞこれまで、コンパクトに効率良く編集したなあ、と感心する。このシングルカットの音源を求めるだけでも、この「レガシー・エディション」は、マイルス者にとっては「買い」だと思う。

しかも、これは本当にそうだか判らないのだが、音が良い。『Bitches Brew』のリマスター盤を所有しているが、どうも、既発のリマスター盤よりも、自然な音の分離、自然な音圧、自然な音の艶が、今回の「レガシー・エディション」の方が美しい。そこそこのステレオ・セットでも、かなり迫力のある『Bitches Brew』を聴くことができる。これは感動ものである。『Bitches Brew』の本来持つ音の迫力、音の艶やかさ、音のダイナミックさが、ダイレクトに耳に飛び込んでくる。

加えて、まだ、観てはいないのだが、今回の「レガシー・エディション」に同梱されているDVDも興味をそそる。1969年のマイルス・ディヴィスが動画で観ることが出来るなんて、本当に良い世の中になったもんだ(笑)。

既に『Bitches Brew』のCDを持っていても、このシングルカットの音源とDVDが魅力で、マイルス者であれば買っちゃうでしょうね。今回は早めの予約で、UK盤ではありますが、かなり格安に入手ができて、かなりコスト・パフォーマンスが良くて、個人的には「ご満悦」です。 
 
 
 
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