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2010年1月14日 (木曜日)

ジャクソン・ブラウンのバイオ本

遙か昔、高校時代から、米国西海岸ロックのファンである。最初は、イーグルスから入った。当時ヒットした『呪われた夜』に感動し、米国西海岸ロックに入っていった。で、程なく、ジャクソン・ブラウンに出会う。イーグルスの『グレイテスト・ヒッツ』の冒頭1曲目を飾った『Take It Easy』の共作者としてである。

そして、『Running on the Empty』に出会い、それからジャクソン・ブラウンにドップリである(詳しくは、1月9日のブログ参照・左をクリック)。今でも、米国西海岸ロックの中で、度々CDトレイに載るミュージシャンである。

そんなジャクソン・ブラウンであるが、有名な割に、日本ではポピュラーな存在では無い。マニアなファンは結構いるが、大衆的では無いとでも言ったらよいか。名前は知っているけど、アルバムを聴いたことが無い、というロックファンが多いことは事実。70年代ロックの「柔なファン」は、ジャクソン・ブラウンの名前すら知らない人も多くいる。

振り返れば、米国西海岸ロックについては、日本においては、コアなファンはいるにはいるが、やはり一般的では無いように思う。イーグルスが有名だからといって、それは『Hotel California』の存在が大きく、初期の名作群については知らない人、聴いたことが無い人も多い。ドゥービー・ブラザースだって、コアなファンはいるが、アルバムについて語れる人は少ない。よって、日本では、米国西海岸ロックについてのまとまった情報は意外と少ない。

当然、ジャクソン・ブラウンも、である。高校時代から大学時代、ジャクソン・ブラウンに関する情報は、日本盤LPのライナーノーツが情報源だった。時々、ロック雑誌の片隅にちょっとだけ動向に関する情報が載るだけ。

Jackson_browne_book

インターネットの時代になって、ジャクソン・ブラウンに関する情報はネットで拾えるようになったが、日本語のサイトで、体系だっている情報は殆ど無く、個人的感覚、思い入れがガッツリ入った、ちょっと偏った情報が多くて閉口気味だった。

しかし、2007年11月に、ジャクソン・ブラウンの新しいバイオ本が出た。マーク・ビーゴ著、水木まり訳『ジャクソン・ブラウン/ヒズ・ライフ・アンド・ミュージック』(写真左)である。彼のバイオ本が翻訳されるのは、1983年に出版されたリッチ・ワイズマン著「ジャクソン・ブラウン・ストーリー」に次いで2冊目だそうで、当然、僕はこの1983年に出版されたものは手に入れていない。今回、やっと、ジャクソン・ブラウンの体系だったバイオ本を手に入れた訳です。

この『ヒズ・ライフ・アンド・ミュージック』実は、1年位前に手に入れていたんですが、なかなか読めずに「積ん読」状態になっていました。やっとこの1週間で読み終えました。巻末に詳細なディスコグラフィーも収録されていて、ジャクソン・ブラウンを知る上で、良く体系立ってまとまったバイオ本となっています。

彼のそれぞれの時代でのエピソードなど、聴いたことも入っているとは言え、いろいろとバラエティに富んでいて、読んでいて面白いかったです。アルバム単位で、そのエピソードを交えながら、アルバムに収録された曲ごとの簡単な解説が展開されているところも参考になります。ジャクソン・ブラウン自身のコメントも多く収録され、彼の考え方、彼の人柄を垣間見ることが出来ます。

なかなか良いバイオ本だと思います。ちょっと値が張りますが、ジャクソン・ブラウンの情報が不足している現状を鑑みると、ジャクソン・ブラウンのファンの方にはお勧めです。また、当時の米国西海岸ロックの状況描写もなかなかリアルに書かれており、米国西海岸ロックのファンの方々にも、一読をお勧めしたいですね〜。 
 
 
 
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