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2010年1月26日 (火曜日)

pat methenyの傑作の一枚

pat metheny(パット・メセニー、以降パットと略す)の新作を入手した。今回の新作はかなりセンセーショナルなものらしいので、じっくり聴いてからレポートします。その前哨戦では無いのですが、今日はパットの『Secret Story』(写真左)を聴いています。

この『Secret Story』、パットの数々の傑作と呼ばれるアルバムの中の一枚で、目眩く音世界にクラクラしそうな素晴らしい内容です。ワールド・ミュージックの要素あり、個人的に「ネイチャー・ジャズ」と勝手に呼んでいる、適度にエコーのかかった大自然の「奥深い響き」あり、パットの音世界は、ジャズの世界の中でも、突出した個性で、他に追従するものを許さない、彼独特の「孤高の響き」を有している。

クラシックの要素もしっかりと折り込み、フォーキーな世界もあり、ちょっとアーバンな打ち込みっぽい音世界もあり、この『Secret Story』は「究極のフュージョン」と言っても良い、様々なジャンルの音世界が「融合」された音絵巻です。

余談になりますが、この『Secret Story』は、なんと構想6年という壮大な計画の中で創作されたアルバムとのこと。そうだろうな〜、この内容。ちなみに、このアルバムは、初のソロ名義のアルバムなんですね。それまでは全て「パット・メセニー・グループ」名義でした。

Pat_secret_story

確かに、このアルバムの内容は「パット・メセニー・グループ」の音世界とは一線を画するものです。「パット・メセニー・グループ」の音世界は、最先端の楽器技術を駆使していても、人間が演奏し、人間が音を紡ぎ上げていく、そんな人と人とが作り上げていく、という感じが強くするのですが、パット・メセニー個人名義の音世界は、パットが一人で音を作り上げていく、というパーソナルな、個人の世界で、楽器技術を駆使して創り出されていく、ちょっと人工的な感じがするんですね。

それを前提としても、この音世界は凄い。ちょっとステレオ(そこそこの内容のステレオであって欲しいのですが・・・笑)のボリュームを上げて聴くと、そこに広大な音世界がブワーッと広がる。その音の広がりが尋常では無い。パットのみが聴かせてくれる音の広がりなんですね、これが。矢野顕子、ロンドン・フィル・オーケストラなど総勢75名のミュージシャンが参加した、パット個人の音世界。ほんと、このアルバムの音世界は「壮大」の一言。

この『Secret Story』は、パット個人が紡ぎ出す音世界を心ゆくまで堪能できます。う〜ん、この音世界は文字にするには壮大すぎる。聴けば判る。これもジャズ。ジャズ・ファンの方、音楽ファンの方に一度聴いて頂きたい、ジャンルを超えた壮大な音世界がここにあります。  
 
 
 
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