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2009年11月19日 (木曜日)

Deep Purpleの「僕の一押し」

寒い。寒いぞ(笑)。なんと今日の東京の最高気温は9度。真冬の寒さである。おいおい、まだ11月中旬やで。しかも、朝からどんより曇り空。午後からは冷たい雨も降ってきた。帰宅時にいたっては、結構、雨も強くなって、北風寒く、なんだか機嫌が悪い。

鬱々と 氷雨の空も 恨めしく

さて、今日は70年代ロックの話題を。純ジャズを聴き続けると、ちょっと耳休めしたくなる。耳休めには、70年代ロック。今日は久しぶりに、Deep Purple を聴きたくなった。さて、何を聴こうか?

実は、Deep Purple のアルバムの中で、僕の一番のお気に入りアルバムは、『Who Do We Think We Are (紫の肖像)』(写真左)。Deep Purple のアルバムの中で、このアルバムが一番、聴いた回数が多い。

一般的には、第2期黄金時代、最後のスタジオ録音。この頃は、メンバー間の人間関係が悪化し、とりわけ、リッチー・ブラックモアとイアン・ギランの関係が最悪。大した打合せも無しに製作されたアルバムと言われている。でも、巷で言われるほどの険悪な雰囲気は無いと思うんだけど・・・。

冒頭のキャッチャーな「Woman From Tokyo」もなかなかだが、2曲目の以降の演奏が素晴らしい。大した打合せも無しに製作した、とあるが、それ故、ジャムセッションの様なラフさが堪らない。当然、それぞれの演奏テクニックもピークの頃なので実に良い。

Who_do_we

意外とリッチー・ブラックモアが弾きまくっている。ジョン・ロードもいつになく、ファンキーなフレーズを連発、これまた弾きまくっている。かつ、リッチーとロードがバランス良く、五分五分に弾きまくっている。これって、なかなか、Deep Purple のアルバムでは無い。どっちかが目立って、どっちかが引っ込むパターンが多いんだが、この『紫の肖像』は違う。バランスが良い。

収録された楽曲については、ブルージーでアグレッシブな曲が多い。活き活きと演奏しているパープルである。メンバー間の人間関係が悪化した、第2期黄金時代最後のアルバムとは思えない。イアン・ギランのボーカルも絶好調、ロジャー・グローヴァーのベースもブンブン唸り、イアン・ペイスのドラムスも「神懸かりな」叩きまくり。バンドが一体となった塊のような演奏が素晴らしい。

パープルのハードロック的な演奏としては、このアルバムが一番ではないでしょうか。ブルージーな雰囲気の曲もあるが、ブルージーな雰囲気は必要最小限、パープル独特のジャンル不明な、パープルならではのハードロックが展開されている。そう、この『紫の肖像』は、パープル独特のハードロックの演奏が詰まっている。そこが良い。

この『紫の肖像』は、2002年にリリースされた、25thアニバーサリー盤は音が良い。充実したリマスター、リミックスです。この充実したリマスター、リミックスのお陰で、各楽器の分離が良くなり、リッチーのギターがとても良く聞こえます。グローヴァーのベースもキッチリ締まって重心重く、ペイスのドラムは、ダイナミック&タイト。恐らく、この音の良さが、このアルバムを更に良いものにしているような気がします。

思いがけない贈り物は「Woman From Tokyo」のリミックス。正規テイクと全く同じマスターからのリミックスなんですが、カットされていたリッチーのギターが、ここでは延々と聴くことが出来ます。このリッチーのソロが抜群。この『紫の肖像』は、25thアニバーサリー盤が絶対のお勧めです。
 
 
 
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