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2009年10月22日 (木曜日)

スタンダードが聴きたい

ジャズと言えば「スタンダード」がつきもの。「スタンダード」とは、近代音楽(ジャズ・ポップス)の分野において広く世に知られ親しまれ、あるいは多くのアーティストにカバーされるようになった楽曲のことを指す(Wikipediaより)。

この「スタンダード」、好きなんだけど、整理して体系立って、ちゃんと聴くことがなかなか出来なくて、長々と、流れるままに聴いてきた。でも、最近、それじゃあかん、ちゃんと聴かなあかん、と思うようになった。最近、スタンダード曲に親しむ機会が多くなった。

秋深し スタンダードに 和む夜

と思い出したのが、ロッド・スチュワートの「The Great American Songbook」。至高のロック・ボーカリスト、ロッド・スチュワートのスタンダード・ソングブックである。僕は、ロックの世界の中で、ロッドが「ナンバーワンのボーカリスト」なのだ。ロッドのスタンダードかあ、聴きたい、聴きたいなあ、と思い続けて7年。予算とCD購入のプライオリティの関係でなかなかだったが、やっと、ロッドの「The Great American Songbook」を入手した。

「The Great American Songbook」のシリーズは全4枚。この4枚を「ちまちま」と1枚ずつ買い足していくほど、気は長くはない。一気に4枚組のボックスをゲット。でも、聴くのは順番にじっくりと。まずは、第1弾。『It Had to Be You: The Great American Songbook』(写真左)である。

収録された曲はと言えば、ズラ〜と、珠玉のスタンダードが並ぶ。この珠玉のスタンダードを、ロッドがあの実に魅力的な渋い「しわがれ声」で、素晴らしいテクニックで歌う。とにかく「格好良い」のだ。どうしようもなく「格好良い」。

It_had_to_be_you_10

収録された曲を列挙すると・・・・

1. You Go To My Head
2. They Can't Take That Away From Me
3. The Way You Look Tonight
4. It Had To Be You
5. That Old Feeling
6. These Foolish Things
7. The Very Thought Of You
8. Moonglow
9. I'll Be Seeing You
10. Every Time We Say Goodbye
11. The Nearness Of You
12. For All We Know
13. We'll Be Together Again
14. That's All

いや〜、どの楽曲もロッドの声が、歌がとても心地良い。ロッドは、これらのスタンダードを、粋に、しみじみと染みいるように、そして、「ロック」に聴かせてくれる。そう、ロッドのスタンダードの歌唱は、ベースが「ロック」。決して「ジャズ」では無い。そこが良いのだ。ジャズにこんな「しわがれ声」の粋なボーカリストはいない。ジャズに無い「ロックな個性」で、ロッドは、手垢の付いたスタンダードに新たな命を吹き込んでいくかのようだ。

どの曲もどの曲も味わい深い歌唱で、甲乙付けがたい名唱ばかりであるが、僕は、3曲目の「The Way You Look Tonight」。確か、まだ僕が小学6年生の頃、親父のラジオを貰って、偶然出会って聴き始めたラジオの音楽番組。NHKの23時からの「夢のハーモニー」という番組。その番組のテーマソングが実に印象的で大好きだった。「The Way You Look Tonight」。親に隠れて、毎日、イヤホーンでこっそりと聴いて、眠りに付いていったあの頃。まどろみの中、数々のスタンダードな名曲が耳の中で鳴っていた。

ロッドの「The Great American Songbook」の第1弾『It Had to Be You』。良いアルバムです。本当に、スタンダードがリラックスして、ほのぼのとした気持ちで聴ける。決して、ジャズ・ボーカルのようにセンチメンタルにはならない。「ロック」に聴かせてくれるロッドのスタンダード。残りの3枚が実に楽しみになった。
 
 
 
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