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2009年6月 7日 (日曜日)

祝・4大会連続W杯出場決定

いやはや、タフな試合だったなあ。ウズベキスタンに、あれほどまでに攻められるとは。前半早々に1点取ったは良かったが、後の85分は生きた心地がしなかった。まあ、とりあえず、これで4大会連続でのW杯出場決定。しかし、今回のW杯予選は盛り上がりに欠けたなあ。

94年米国大会の予選は、思い出すのも辛い「ドーハの悲劇」があった。98年フランス大会の予選は「ジョホールバルの歓喜」があった。2006年ドイツ大会の予選は、タイのスパチャラサイ国立競技場での北朝鮮との「無観客試合」での歓喜があった。しかし、今年は、なんとなく戦って、なんとなく勝った感じの試合ばかり。

これでは、先が思いやられる。アジアのサッカーはレベル・ダウンしていると思ってので、このまま日本が本戦に出ても、また1勝もあげられずに予選リーグ敗退になるのではないか。とにかく、岡ちゃんの監督采配には疑問符がつきまとう。選手の才能だけで戦えるほど、W杯本戦は甘くないだろう。後1年ある。監督交代も視野に入れた、W杯本戦で勝つための方策をサッカー協会に求めたい。

でも、W杯出場決定というのは、とりあえず、めでたいことである。2010年のW杯は南アフリカ大会。南アフリカのジャズ・ミュージシャンと言えば、ダラー・ブランド(Dollar Brand)、現在の名前は、アブドゥーラ・イブラヒム(Abdullah Ibrahim)が真っ先に浮かぶ。

African_piano

アブドゥーラ・イブラヒム(Abdullah Ibrahim)。1934年10月9日南アフリカ共和国ケープタウン生まれのジャズ・ピアニストである。1962年に渡欧、デューク・エリントンの目にとまり、本格的にデビュー。以降70年中期まで、アフリカ、欧州、米国を往来して活動。しかし、1976年、南アフリカ・ジャズ祭を組織したとして、それがアパルトヘイトに反する行動とされ、国外退去に。その後、名前を「ダラー・ブランド」から「アブドゥーラ・イブラヒム」に改名し、今に至る。

黒々とアーシーで、ダイナミック。アメリカン・ルーツ・ミュージックを彷彿とさせるフォーキーな旋律。突然現れるフリーキーで激情的なブレイク。アブストラクトに弾きまくるパワー。アブドゥーラ・イブラヒムのピアノは、1曲聴くだけで、それと判る個性的なピアノである。

彼のピアノの特徴は、ソロ・ピアノで感じるのが一番良い。1969年に収録された『African Piano』(写真左)。冒頭の「Bra Joe from Kilimanjaro」の演奏が、アブドゥーラ・イブラヒムである。

重く力強い、黒々としたアーシーな左手。延々と続く左手のリフに、アメリカン・ルーツ・ミュージックを彷彿とさせるフォーキーな旋律を右手で乗せていく。途中、突如として現れる、フリーキーでアブストラクトなブレイク。雷鳴が轟くような、地響きのようなブレイクが押し寄せる。

全8曲。「Bra Joe from Kilimanjaro」から、ラストの「Tintiyana」まで、ノンストップで、怒濤のように、疾走するかのように、次々と演奏されていく。その連続性とダイナミズムに圧倒されっぱなしで、アルバムの収録総時間である40分が、あっという間に過ぎてしまう。凄い迫力、圧倒的な歌心である。

アブドゥーラ・イブラヒムのジャズ・ピアノの中に、常に「アフリカ」を感じることができる。特に、この『African Piano』には、圧倒的に「アフリカ」を感じる。アブドゥーラ・イブラヒムは、南アフリカで、「尊敬」の対象と聞く。それも十分頷ける。アブドゥーラ・イブラヒムのジャズ・ピアノには、常に「アフリカ」がある。決して、西洋音楽に迎合しない、常に「アフリカ」を感じる音があるのだ。
 
 
 
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