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2009年5月31日 (日曜日)

やっと敦賀明子の第3弾を聴く

5月も終わりにしては、この1週間、暑かったり肌寒かったり、寒暖の差がちょっと激しい、我が千葉県北西部地方。高校時代から、急激な寒暖の差が苦手で、体調が何となく優れない。

こんな時は、元気のでるファンキーなジャズが良い。そして、ウォーキング。頭に刺激を与え、体に刺激を与え、体温調整機能などをリセットさせることが大切。明日から6月。いよいよ夏到来。そして梅雨のシーズン。体調管理には十分気をつけていかないとね。

で、元気の出るファンキーなジャズということで、お世話になったアルバムが、敦賀明子の『セントルイス・ブルース』(写真左)。敦賀明子リーダーアルバム第3弾である。2007年10月発売だったので、発売以来、一年半して購入、鑑賞に至ったことになる。なんせ、日本盤って高い。2940円は出せない。今回の購入はiTunesからのダウンロード。

敦賀明子は、僕の注目する若手オルガニストである。このブログでも、我がバーチャル音楽喫茶『松和』の「ジャズ・フュージョン館」、「ジャズの小径」のコーナーでも、2008年7月に特集にてご紹介(左をクリック)している。

パーソネルは、Akiko Tsuruga(org), Eric Johnson(g), Bernard Purdie(ds), Houston Person(ts) 。日本のレーベルから、日本での発売前提のアルバムなので、ちょっと固さと、こぢんまりと纏まり過ぎが気になる内容であるが、水準以上のグルーブ感はキープしている。

Tsuruga_st_louis_blues_5

特に冒頭の「Funky Mama」は、なんとなく固く、なんとなくこぢんまりとした感じが、このアルバムの行く末に不安を感じる。が、2曲目「What Now My Love」で、エンジンが掛かり始める感じが掴み取れる。1曲目と比べて明らかにノリが違う。グルーブ感も出てきている。このアルバム、曲が進むにつれて、ノリとグルーブ感、ファンキー度が高くなっていくのが判る。

5曲目「St. Louis Blues」は絶品。ゴスペルチックな緩やかな前奏から、グループ感溢れる、ファンキー度抜群、ノリ抜群の演奏に展開していく。このアルバムのベストな演奏だろう。さらに曲が進むにつれ、グループ感は上がっていく。

9曲目の「The Battle Hymn of the Republic」(日本では「権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた」のフレーズで有名ですね)などはもう「どファンキー」ノリノリである。ここまで聴き進めると、冒頭1曲目の不安感は払拭され、ルー・ドナルドソンが「彼女のプレイは、現在活躍するどのオルガン・プレイヤーよりもスイングする」という談話を残しているが、至極納得。

曲が進むにつれ、ノリとグルーブ感、ファンキー度が高くなっていくんだが、聴き終えて、やっぱりちょっと「こぢんまり纏まっている」感じがどうしても気になる。日本のレーベルでの吹き込み、日本での発売が前提だったので、いろいろプロデューサーから意見されたり、いろいろ考えることもあったんだろうが、もっと敦賀には心ゆくまで暴れて欲しかったなあ。でも、それは次回のお楽しみとしておこうと思う。

スイング・ジャーナル社の2007年度ニュースター賞国内部門を受賞したのも頷ける、ジャズ・オルガンを気持ち良く楽しむことの出来る佳作だと思います。うん、次作が楽しみだ(もう出てるけど・・・入手に努力しないとなあ)。
 
 
 
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