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2009年3月19日 (木曜日)

Just the Way You Are

昨日は仕事が忙しくて、ブログで語る時間がとれませんでした。なんやかんや、人生の転機にも遭遇し、仕事上でも大規模な環境変化があったり、なにかと楽しく、なにかと面白い毎日である。

さて、大学時代から、ビリー・ジョエルの曲は優れた曲が多くて、僕は大好きなのだが、その中でも「Just the Way You Are(邦題:素顔のままで)」は大のお気に入りの1曲。

Don't go changing, to try and please me,
You never let me down before,
Don't imagine, you're too familiar,
And I don't see you anymore.

I would not leave you, in times of trouble,
We never could have come this far,
I took the good times, I'll take the bad times,
I'll take you just the way you are.

僕を喜ばせようとして、変わろうとしないで
君にがっかりしたことなんて無かった
それに自分が馴れ馴れし過ぎるなんて思わないで
だってそんなこと思ったことなんて無かった

辛い時、君を決して一人にしない
僕達はこんなに距離をおいたことは無かったよね
良い時、悪い時、人生色々あるだろうけど
僕は「そのままの姿の君」を選ぶよ

なんて良い曲、良いバラードなんだ。歌詞も良し、曲も良し。精神状態がちょっと弱っている時なんか、一人で夜中にハラハラと涙をこぼしてしまう様な、素晴らしい名曲である。実はこの曲、ここ10年、ジャズでもカバーされることが多くなり、新しいスタンダード化しつつある「期待の曲」である。
 

Diana_krall_paris

 
そのジャズ・スタンダート化の代表的なひとつが、Diana Krall(ダイアナ・クラール)の 『Live in Paris』(写真左)に収録されている。2001年に発表した『Look of Love』をなんと300万枚も売ったダイアナ・クラール。今や、ジャズ・ボーカルとしては、最高峰に位置する。彼女の歌は、ジャズ・ボーカルの正統派で、しかも声量もあり、声質も良い。聴いていて心地良く、パンチも効いていて、長く聴いていても飽きない。

この『Live in Paris』は、パリのオランピア劇場でのライヴ。基本はギター入りのピアノ・トリオで弾き語りだが、ここにはドラムやパーカッション、ヨーロッパ交響楽団も入った豪華なセット。それでも、決して華美にならず、シンプルな純ジャズの響きが素晴らしい。実に硬派なジャズ・ボーカルである。

ダイアナはピアノの腕前も一流。彼女のピアノはもちろん、ギターやベース、ドラムスのアドリブも小気味良く調子良く、ジャズ演奏としての聴き応えも十分。純ジャズの小粋な一枚としても十分に鑑賞に耐える。

内容としては、当時のダイアナの集大成。ベスト・アルバム的な選曲も良く、彼女の代表作となる一枚でしょう。とにかく、申し分の無い、女性ボーカル第一人者であることを実感させる、素晴らしいライブ・アルバムである。

ラストに収録された「素顔のままで(Just the Way You Are)」のみスタジオ録音。こちらにはマイケル・ブレッカーのサックスが素晴らしい。語りかけるように、心地良く優しいサックスの響き。ダイアナ・クラールの歌声も情感タップリで、素晴らしい歌いっぷり。最後、フェードアウトなのが不満と言えば不満だが・・・。

このラストの「素顔のままで(Just the Way You Are)」は聴きものです。オリジナルのビリー・ジョエルのバージョンに迫る勢い。でも、やっぱりビリー・ジョエルは素晴らしい。でも、ダイアナ・クラールも素晴らしい。曲と歌詞が良ければ、良いジャズ・スタンダードになる可能性が高い。そんな確信を持たしてくれる、ダイアナ・クラールの「素顔のままで」である。
 
 
 
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コメント

まさに名曲、いいですよねえ。
確かに歌詞もメロディーも、ボーカルも間奏のサックスも、すべてが素晴らしい。 この曲を歌っているビリー・ジョエルが一番好きですね。

こんばんわ。music70sさん。松和のマスターです。
 
そうですよね〜。「Just the Way You Are」、こいつは名曲ですよね。
キーボードの音も良し、サックスの音もよし、ビリー・ジョエルの
ボーカルが絶品。

ちなみに、僕は「NewYork State Of Mind(ニューヨークの想い)」も
大好きで、「Just the Way You Are」と「NewYork State Of Mind」
を続けて聴いた時には、感動して、さめざめと涙を流してしまいます(笑)。
 

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