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2008年12月15日 (月曜日)

暖かくて小粋なアルトはいかが

ジャズを聴いていて良かった、と思える瞬間がある。ウォーン・マーシュというアルト奏者がいた。既に、1987年12月に鬼籍に入ってしまったが、その暖かな音色、芯が通った玄人好みのインプロビゼーション、優しい歌心。アルトサックスの奏者として、理想的な資質を持った、優れたミュージシャンである。

そのウォーン・マーシュのアルバムには、なかなか手が届かず、なかなかコレクションが揃わずにいた。それでも、ウォーン・マーシュをコレクションする時に、このアルバムは、絶対に真っ先に手に入れようと、心に決めていたアルバムがある。1957年録音の『ウォーン・マーシュ・カルテット』(写真左)である。

ウォーン・マーシュは、米国西海岸はロサンジェルスを拠点として活動した。よって、パーソネルは、ウォーン・マーシュ(ts)、ロニー・ポール(p)、レッド・ミッチェル(b)、スタン・リービー(ds)、と米国西海岸のミュージシャン中心の構成である。

Warne_marsh_q

良い雰囲気のアルバムです。どの曲も、暖かくて小粋で、それでいてしっかりとテンションが張っていて、とても心地の良い演奏ばかりです。決して派手な立ち回りは無いし、決して大向こうを張ったアドリブは無い。絵に描いたようなハード・バップ的な演奏なんですが、決して、聴き手に迎合するところは無い。まずはミュージシャン本人達が、楽しんで演奏している様子が良く判る。

加えて、ジャケットが秀逸。ちょっとユーモラスなイラストのジャケットであるが、これが「とても良い」。若かりし頃、ジャズ喫茶で、このジャケットをLPサイズで見た時には、心から自分のものにしたい、と強く思ったものだ。

このジャケットから受ける印象そのままの、暖かくて小粋なアルトサックスが、優しくて美しい。ちょっとハードなブロウも、丸くて優しいところが、ウォーン・マーシュの特徴で、僕はとても好きである。

2曲目の「ニューヨークの秋」は、心が温まり、心に響く。このアルバムには、ジャズの良いところが満載である。このアルバムを聴き終えた時、心から「ジャズを聴いていて良かった」と思えるのだ。
 
 
 
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