Argus "Then Again" Live
昨晩は、とある忘年会で午前様。よって、ブログはお休みした。今日は、完全な二日酔い状態。とにかく眠い。早く寝るつもり。体力を回復しなくては。何故なら、明日は明日で忘年会。よって、明日のブログはお休みします。
さて、こんな二日酔い状態では、純ジャズは辛い。フュージョンも辛い。こんな時は、長年、聴き慣れた、適度にノリの良い「70年代ロック」が良い。「良い曲はないかなあ」とiPhoneをタッチしながら探していたら、あったあった、懐かしのWishbone Ashの『Argus "Then Again" Live』(写真左)。
懐かしのWishbone Ashとはいっても、昔の黄金時代の4人、ギターにアンディ・パウエル、テッド・ターナー、ベース&ヴォーカルにマーティン・ターナー、ドラムスにスティーヴ・アプトンというメンバーでは無い。パウエルのみがオリジナルメンバーの現行メンバーでのライブである。アーガスの再演ということで、ちょっと悩んだんだが、ダウンロードサイトでゲット。
オリジナル・メンバーはアンディーだけですが、彼のギターは衰えていません。思ったよりも、良い出来です。ギターのアタッチメントやワウワウの音は懐かしさで一杯です。実にアナログチックで、適度にエコーがかかっていて、往年のブリティッシュ・ロックの音が実に良い。時に、ちょっとヨロッたり、指がもつれたり、もご愛敬。人間が演奏してるな〜、って感じです。
さすがに、5曲目から11曲目までの7曲、名盤『Argus』の全曲を収録順に演奏するくだりは、感動しますね〜(苦笑)。決して懐メロにならず、黄金時代のWishbone Ashを踏襲しつつ、現行メンバーでのオリジナリティも、そこはかとなく感じられて、アンディーを中心にしっかりまとまっている印象です。看板のツインリードについては、黄金時代には及びませんが、しっかりとやってます。
どの曲のフレーズも実に印象的ですよね。というか、そらで口ずさむことができる位、聴きこんだフレーズが再演されるのを聴いていると、やはり熱くなりますね。ライブならではの雰囲気も良く、なかなか楽しめました。まあ、Wishbone Ashの『Argus』については、オリジナル・アルバムに勝るもの無しなので、『Argus』については、まずはオリジナル・アルバムを聴いて下さいね。
この『Argus "Then Again" Live』については、往年のファンの為の1枚だと思いますが、逆に、ファンならば結構楽しめると思います。ジャケットもなかなか「そそられる」デザインで、ファンにとっては悩ましい一枚ですよね。
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