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2008年11月17日 (月曜日)

ブラジル・テイスト満載!!

このところ、ジャズのジャンルでは、フュージョンを聴くことが多い。晩秋から初冬にかけて、なんとなく「うら寂しくなる」季節。どうしても、景気付けに、電気楽器中心のノリノリの音楽が聴きたくなる。これって、ジャズを聴き始めた大学時代から、ず〜っと同じ傾向なのだから仕方が無い。

今日は、George Duke(ジョージ・デューク)の『A Brazilian Love Affair』(写真左)でノリノリである。このアルバム、ブラジリアン・フュージョンの傑作の一枚。好きなんだな〜これが。確か1979年のリリース。1979年と言えば、フュージョンは最盛期から成熟期に至る頃で、フュージョン演奏のバリエーションも徐々に煮詰まってきた頃である。

フュージョンと言えば「融合」という意味。最初は、ジャズとポップス、ジャズとロックの融合をフュージョンと呼んだが、1970年代の終わり、最盛期から成熟期に至る頃は、ボサノバやサンバなどの他国の民族音楽、今で言うワールド系ミュージックの要素を大胆に採り入れるアプローチが出てきて、これぞ本当のフュージョン、って感じで、もうフュージョンというジャンルの音は、純ジャズの雰囲気は跡形も無くなっていた。

Duke_brazillian

このワールド系ミュージックの要素を大胆に採り入れるアプローチって、アレンジと演奏が良くないと、何が何だか判らない音になってしまうのだが、この『A Brazilian Love Affair』は、そこのところを上手く処理している。ボーカルが下手に入ると、ちょっと「イモ」っぽくなってしまうのだが、このアルバムでは格好良く収まっており、そういう意味でも、このアルバムはアレンジが秀逸。

ブラジリアン・ミュージックのエッセンスをしっかり取り込みながらも、そのエッセンスに飲み込まれていないのは、ジョージ・デュークの圧倒的なファンクネスの賜だろう。ジョージ・デュークの持つ圧倒的なファンクネスとブラジリアン・ミュージックが巧く融合(フュージョン)して、素晴らしいブラジリアン・フュージョンが展開されている。

良いアルバムです。1970年代後半から1980年代前半にかけての「コテコテのフュージョン」のファンの方々にお勧めのアルバムです。ジョージ・デュークのシンセをはじめとするキーボード・テクニックも非常に優れたモノがあるので、フュージョン・キーボードのファンにもお勧めですね。ジョージ・デュークのアルバムの中でも代表作の一枚に数えられる佳作です。
 
 
 
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