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2008年9月13日 (土曜日)

久しぶりのフリー・ジャズ系

昨日は、遅くまで働いていて、さすがに家に帰り着いてブログを打つのも、なんとなく精神的に疲れていたので、お休みしました。でも、今日から3連休。このところ、精神的に仕事に忙殺されていた分、ノンビリ、ユックリ、ゴロゴロ過ごしたいと思っています。
 
で、ほんとに今日一日については、音楽を聴きながら、ノンビリ、ユックリ、ゴロゴロの一日でした。今日は、嫁はんが友達と遊びに出かけて、昼間は家の中で一人。日頃、嫁はんに遠慮して、メインのステレオではなかなか聴けない、フリー・ジャズ系のアルバムを中心に聴き進めました。

さすがに、フリー・ジャズの演奏は、よほどジャズを聴き慣れていないと、聴くのが苦痛以外の何者でもありませんからね。でも、たまにはちゃんとしたステレオ・セットで聴かないと、その演奏の素晴らしさが実感出来ない、という問題もあるんで、今日は、フリー・ジャズを堪能。

今日のフリー・ジャズ系の掘り出し物は、ファラオ・サンダースの『ブラック・ユニティ』(写真左)。

パーソネルは、Marvin Peterson (tp, per) Pharoah Sanders (ss, ts, balaphone) Carlos Garnett (ts, fl) Joe Bonner (p) Stanley Clarke, Cecil McBee (b) Norman Connors, Billy Hart (d) Lawrence Killian (cga, talking d, balaphone)。1971年11月の録音。パーソネルの半分は知らないミュージシャン。でも、ペットはマービン・ピーターソン、ベースは、セシル・マクビーとスタンリー・クラークなど、押さえるところは押さえていて、期待の持てるラインアップである。

ファラオは、コルトレーンの晩年に行動を共にし、コルトレーンの死後、後継者として一番名乗りを挙げたサックス奏者。力強いブロウ、スピリチュアルな演奏、長いフレーズと極端に短いフレーズを組み合わせたグニャグニャ・ラインが特徴。このグニャグニャ・ラインが、はまると「癖になる」。

Pharoah_black_unity

少し前、iTunes Store を徘徊していて、たまたま、アルバート・アイラーのアルバムを物色していた時に、フッと思い立って、ファラオ・サンダースに展開。そこに、この『ブラック・ユニティ』が、アルバム一枚、150円で置いてあった。150円?、確かに、このアルバムには、タイトル曲1曲しか入ってないけど、1曲の長さが、37分23秒もあるんですけど(笑)。しかも、リマスター盤の音源をアップしてくれていて、音も良い。恐らく価格設定ミスではないかと思いつつ、即ゲットです。

37分23秒の長尺、タイトル曲「Black Unity」1曲のみで勝負。LP時代は、A面、B面に2分割されていたので、CDになってから、この曲は、切れ目無く通して聴けるようになった。よって、この「Black Unity」はCDで手に入れるべきでしょう。

完全に「自由気まま・勝手気まま」に演奏する「フリーをはき違えた」演奏では無く、混沌とした中にも、リズムとビートの底には秩序があり、実に聴き応えがあります。ツインテナーに、ツインベースに、ツインドラムの編成で、冒頭から、ブラック・ファンク炸裂。疾風怒濤、音の塊のようなグルーブ感でグイグイ引っ張りながら、全員、全速力で走り始めます。

そして、徐々に姿を見せるファラオのサックス。バリバリと吹きまくります。長いフレーズと極端に短いフレーズを組み合わせて、グニャグニャと吹き上げながら、時々咆哮ようなサックスが突き抜けます。ツインテナーに、ツインベースに、ツインドラムの編成の怒濤のバック演奏を従えて、疾走し続けます。

なかなか格好良い、フリー・ジャズです。もちろん、ジャズ初心者の方には「聴くな」とは言いませんが、聴く時は十分、精神状態と体調に気をつけて聴いて下さい。体に合わない、と思ったら、我慢せずに聴くのを中止して下さいね(笑)。

久しぶりに、メイン・ステレオで、十分な音量をかけて、フリー・ジャズ系のアルバムを複数枚聴いた。なんとなく、精神的にスカッとした。
 
 
 
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