レッド・ツェッペリン Ⅰ
レッド・ツェッペリンの『デフィニティヴ・ボックスセット』を手に入れて、早4日が経過した。その経緯については、9月20日のブログでご説明したが、おかげ様で、順調に聴き直しが進んでいます(笑)。
まずは「レッド・ツェッペリンⅠ」(写真)を聴き返したんだが、やっぱり良い。レッド・ツェッペリン(以下ゼップと略す)って良いねえ〜。とにかく、リフ一発、フレーズ一発、シャウト一発、ロックの基本中の基本が詰まっていて、全編、あっという間に聴き終えてしまう。
さすが、ジェフ・ベックの後を受けて、ヤードバーズの最終リード・ギタリストになった、ジミー・ペイジ。ただでは終わらない。次なるバンド結成に向けて、新しい楽曲のテストを積み重ね、遂には、ゼップのメンバーに、メンバーを入れ替えて、ニュー・ヤードバーズとして、新しい楽曲のリハーサルを重ねる入念さ。
とにかく、「レッド・ツェッペリンⅠ」に収録された楽曲は全て、当時、絶対に売れる「売れ筋」を入念に分析し、その「売れ筋」の音的要素を全て詰め込んだ「用意周到さ」が素晴らしい。ロックンロールに必須な「印象的なリフとフレーズ」、当時絶対的人気を誇った「ブルース調」、そして、まだまだ根強い人気を維持していた「サイケディックな曲調」がしっかり詰まっている。
売れないはずないよな〜。でも、ゼップの素晴らしいところって、当時の「売れ筋」の全てを踏襲しているんだが、今の耳で聴いても、古さを感じないこと。どころか、新しい発見があったりするところ、これって、今でもイケるんじゃないの、と思わせる「音の普遍性、先進性」が素晴らしい。
今でも冒頭出だしの「Good times bad times」のイントロのリフを聴くだけでワクワクするし、「Dazed and confused」の怪しさに惚れ惚れし、「Communication breakdown」の疾走感にドキドキする。
やっぱり、ゼップは、僕にとって、永遠の、最大の「ロック・スター」だということを再認識した次第です。
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