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2008年9月10日 (水曜日)

このアレンジャーは凄い・4

秋の空気が流れ込み、先週の記録的大雨情報もどこへやら。朝のみならず夜も涼しくなった。我が千葉県北西部地方は「秋」である。涼しくなると、ドッと夏の疲れが出てくる。この2〜3日、体調は良くない。まあ、歳のせいもあるんだけどね〜(笑)。

さて、「このアレンジャーは凄い」のタイトルで、クインシー・ジョーンズをご紹介してきた。『愛のコリーダ』で終わっていたのに気がついて、あと一枚、クインシー・ワールドとして、ご紹介しておきたいアルバムがある。『バック・オン・ザ・ブロック』(写真左)である。1989年12月のリリース。クインシー・ジョーンズの最大の成果、ピークを示す名盤である。

アメリカン・ルーツ・ミュージックの源流のひとつ、ゴスペルから始まり、アカペラ、ソウル、R&B、フュージョン、ディスコ、ヒップホップ、スクラッチなどなど、アメリカン・ルーツ・ミュージックから、ジャズ、そして、アメリカン・ミュージックの当時最先端の流行まで、この『バック・オン・ザ・ブロック』一枚のアルバムの中に、黒人音楽の全ての要素がギュッと凝縮されている。

Back_on_the_block

とにかく、その凝縮度といったら並では無い。とにかくのてんこ盛り。どの曲もどの曲も、その完成度といったら、全く隙の無い、完璧なまでのクインシー・ワールド。楽曲、アレンジ、演奏、サウンド、全ての面で完璧な世界。

ジャズから始まって、ジャズの懐の深さ、ジャズの他の音楽要素への柔軟さに着目し、本当の意味での「フュージョン(融合)」を突き詰め、追求し、極めていった結果の「大傑作」アルバムである。

で、このアルバム、あまりに内容が濃すぎて、全編通して聴き通すのは、かなり辛い所業となる。僕は、前半、後半と7曲ずつ分けて聴いている。あまりの完成度の高さ故の話ではあるんだが、「大傑作」アルバムだからといって、愛聴盤になるかと言えば、それは違うんだろう。

ちなみに、クインシー・ジョーンズのアルバムの中で、僕の愛聴盤はと言えばですね〜、そうそう『Sounds...And Stuff Like That!!』やね。今まで何度聴いたか知れない、僕にとってのクインシー・ジョーンズの最高傑作。このアルバムついては、2008年8月 7日のブログをご覧下さいね。
 
 
 
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