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2008年8月21日 (木曜日)

時には「ド」フリー・ジャズ

今日も夕方、東京は凄まじい夕立。雷は落ちまくるは、嵐のような突風、大粒の雨。目黒で立ち往生して、会社の連中と駅ナカの店で、串カツで一杯やりながら「雨宿り」(笑)。

雨が上がれば、涼しい夜。心地良い涼風。こうなれば、純ジャズから一気に「フリー・ジャズ」。それも、フリー・ジャズど真ん中、の「ド」フリー・ジャズ。そういえば、かなり久しぶりのド」フリー・ジャズ。

Albert Ayler(アルバート・アイラー)の『Prophecy』(写真左)。「Cellar Cafe」のライブ録音。1964年6月の録音。パーソネルは、Albert Ayler (ts) Gary Peacock (b) Sunny Murray (d)。

アルバート・アイラーは、60年代に現れたフリー・ジャズの旗手。彼のブロウイングこそが、フリー・ジャズと感じ入ってしまうほど、印象的なテナー・ブロウです。1970年、11月に行方不明となり、25日、ニューヨークのイースト川で死体が発見されました。公式には溺死とされているが、他殺説もあり、その真実は謎のままです。

Prophecy

ジョン・コルトレーンは来日時のインタビューで、もっとも自分に影響を与えた音楽家二人としてオーネット・コールマンとともにアイラーの名前を挙げていたそうです。

確かに、僕もそう思います。アイラーのフリー・インプロビゼーションを聴いていると、コルトレーンは足下にも及ばない。コルトレーンは、ハード・バップからフリー・ジャズまで、総合点で最高のテナー奏者。アイラーは、フリー・ジャズという限定された演奏ジャンルでは、明らかにコルトレーンの上を行く。

代表作「Ghosts, First Variation」をあくまでもシンプルに、自由に歌い上げるアイラーは美しい。フリーな演奏でありながら、印象的なフレーズあり、メロディアスなフレーズあり、フリーな中にも不思議な秩序が突如現れ、フリーな演奏はあくまでも自由。心の中から沸き立つようなフレーズの連続は、十分な聴き応え。

良いライブ・アルバムです。でも、「ド」フリーな演奏ですから、ジャズ初心者の方々には、ちょっとお勧めしかねます。僕も、ジャズ初心者の時、フリー・ジャズって、さっぱり判りませんでした。ジャズを聴き続けて、10年くらい経ってからですかね、何となく、抵抗なくすんなり聴けるようになったのは。ですから、このアルバムは、ジャズ中級者向け。
 
 
 
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