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2008年8月25日 (月曜日)

ジョー・サンプルらしさが満載

本業の話だが、8月より支援に入ったプロジェクトが、思いのほか重傷というか重体で、ちょっとやそっとでは立て直せないことが判明。となれば長期戦になる訳だが、この「重体プロジェクトの立て直し」って、ことのほかストレスがかかる。加えて、トラブルが頻発するので、深夜までメンバーに付き合うなど、体力もかかる。

ということで、疲れとストレスからでしょう、今朝、胃痙攣に近い状態になって、久々にダウンしました。痛み止めを飲んで、小康状態を保ちつつ、今日は一日、グッスリと寝ました。久しぶりですね、一日中グッスリ寝たのは。夜になって、ちょっと回復してきました。

高校時代から、病気で床に伏せっている時は、音楽をかけて寝ることにしています。音が無いと淋しいということと、音楽が鳴っていた方が眠り易い体質をしているというのが理由です。

Joe Sample『Carmel』(写真左)。邦題『渚にて』。1979年の作品。体調の悪い時、ベットルームにあるステレオから流れる曲は、耳当たりの良い、少しだけ刺激の効いた音楽が具合が良いみたいです。いきおいフュージョン系のアルバムを選択することになります。今日は、久しぶりにこの、サンプルの『渚にて』を選択。
 

Joe_sample_carmel

 
ソロ一作目『虹の楽園』(2007年1月7日のブログ参照)について作られた二枚目のソロ。柳の下にドジョウはいるか、とおもいきや、とても良い出来で、僕は、こちらの『渚にて』ほうが好きです。

ソロ一作目『虹の楽園』は、流麗というか、ファンキー色が薄くて、水彩画のような色合いの音作りで、叙情的な演奏を前面に出した、そんなサンプルのアレンジが特徴のアルバムです。

逆に、二作目の『渚にて』は、ファンキー色が強くなり、メリハリがついて、思わず体が動くようなリズミカルな曲が多くなったこと、メロディアスで印象的な旋律が多くなったことで、聴いていて楽しいアルバムに仕上がっています。

主役のジョー・サンプルは絶好調。フル・スケールで協調和音中心に、広がりのあるダイナミックな左手、旋律を奏でるシンプルな右手。ジョー・サンプルの特徴的なピアノが満喫できます。

今日は、このジョー・サンプル『渚にて』のおかげで、グッスリ眠ることができました(笑)。
 
 
 
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