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2008年8月18日 (月曜日)

涼しい!... 純ジャズだ!

涼しい。一昨日の午後から、激しい夕立が2回あって、昨日は最高気温が22度。いきなり涼しくなった我が千葉県北西部地方。今日も、昨日の余勢を駆って「涼しい一日」。中部地方以西の方々、ごめんなさい。昨日、今日と涼しさを満喫しております。

涼しくなったら、やっぱり純ジャズが良い。今日は純ジャズの一日。久しぶりに聴いたMcCoy Tyner(マッコイ・タイナー・写真右)の『Nights Of Ballads And Blues』(写真左)。1963年の作品。マッコイ・タイナーのソロリーダー作の第3作目。収録曲を見渡すと、スタンダード中心の選曲が興味を引く。

パーソネルは、McCoy Tyner(p), Steve Davis(b), Lex Humphries(ds)。タイナーは、1960年にコルトレーンのバンドに加入しているから、コルトレーン配下で活躍中のソロアルバムということになる。

タイナーのスタンダード演奏って、曲によって「合う合わない」の差が激しいのが面白い。1曲目「Satin Doll」、8曲目「Days Of Wine And Roses」は、なかなかに「はまっていて」良い感じなのだが、3曲目の「'Round Midnight」や、6曲目「Blue Monk」は、まったくタイナーのピアノの特性に合わなくて、ちょっと「滑り気味」。
 

Mccoy_nights_of_ballads

 
しかし、このアルバムのタイナーって、既にコルトレーン配下で活躍中であるにも関わらず、コルトレーン・ミュージックの雰囲気が全く無いのが不思議。

どちらかといえば、バド・パウエル風で、パウエルより、端正で、早くて、テクニック良く、長いインプロビゼーションを展開している感じで、しばらく聴いていないと、タイナーのピアノだと判らないくらい。

でも、スティーブ・デイヴィスのベースは、ブンブン唸って、気持ち良くスイングしていて良いし、レックス・ハンフリーズのドラムは芸術的で、実に多彩なリズムを叩き出していて、タイナーのピアノを煽りまくる。

後のタイナーのピアノを知っている身としては、このアルバムのタイナーは、タイナーらしからぬピアノなんですが、スティーブ・デイヴィスのベースとレックス・ハンフリーズのドラムが健闘していて、ピアノ・トリオとしては、実にバランスの取れた、聴いていて楽しい演奏です。

意外と、タイナーらしからぬピアノが「不意打ちっぽい」ところが、このアルバムの良さかもしれませんね。
 
 
 
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