« Watermark...「友人K」の思い出。 | トップページ | トミフラをもう一丁! »

2008年6月 9日 (月曜日)

気持ちの良いピアノ・トリオ

僕のお気に入りのピアノ・トリオとは・・・。ドライブ感溢れる曲は、ピアノがしっかりとしたタッチで、疾走感溢れ、ドラムがドスン、ドドドと響き、ベースがブンブンと唸りを上げる。そして、バラードは、ピアノはリリカルで情感溢れ、ドラムは芯がしっかり入った繊細なサポート、ベースは寄り添うような優しいベースラインで支える。

こんなピアノ・トリオが良い。ピアノはしっかりとしたタッチで、ドライブと歌心溢れ、近代的な響きと、そこはかとなく芳るファンキーな雰囲気が良い。そんなジャズ・ピアノの担い手、そのお気に入りの一人が「トミー・フラナガン」。

1970年後半以降の彼のピアノ・トリオのリーダー作は、どれもが優れている。特に、Red Mitchell (b) Elvin Jones (d)とのトリオは名人芸、職人芸の極みである。

今日は、久しぶり(2年ぶり位かな〜)に『Super-Session』(写真左)を聴く。先にご紹介した、Tommy Flanagan (p) Red Mitchell (b) Elvin Jones (d)の職人芸トリオである。1980年2月の録音。収録曲は以下の通り。

1. Django
2. Minor Mishap (Minor Perhaps)
3. Too Late Now
4. I Love You
5. Richel's Rondo
6. Things Ain't What They Used To Be
 

Tommy_flanagan_supersession


どの曲もどの曲も、素晴らしい演奏ばかり。ジャズの良さ、ジャズの楽しさが満載の良いアルバムです。1曲目の「Django」を聴き始めたら、ついつい最後まで聴いてしまう、魅力的な演奏が詰まっています。

トミー・フラナガンは、しっかりとしたタッチで、ドライブと歌心溢れ、近代的な響きと、そこはかとなくファンキー芳る、実に僕好みのピアニストです。ドライブ感溢れる彼のピアノは、実に爽快です。

トミー・フラナガンは「伴奏でこそ、その真価を発揮する」なんて、お門違いな評価をされていたりしますが、とんでもないです。トミー・フラナガンは、純正バップ・ピアニストです。しかも、彼の演奏技術は非常に高く、伴奏時には、それぞれのソロイストに合わせて、そのソロイストを引き立てるような弾き方、音色でサポートすることができる。

でも、自らがリーダーの場合は違う。自らが一番やりたいスタイル、自らが一番映えるスタイルで勝負する。そのフラナガンのスタイルが、このアルバム『Super-Session』に溢れている。

良い感じのピアノ・トリオ。気持ちの良いピアノ・トリオ。今日も梅雨空だけど、このフラナガンのピアノを聴けば、エルビン・ジョーンズのドラミングを聴けば、そして、レッド・ミッチェルのベースを聴けば、心はスカッと爽快感 (^_^)v。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。

« Watermark...「友人K」の思い出。 | トップページ | トミフラをもう一丁! »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 気持ちの良いピアノ・トリオ:

« Watermark...「友人K」の思い出。 | トップページ | トミフラをもう一丁! »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  
2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

カテゴリー