久しぶりに音楽に接した
先月の26日から昨日まで、ロシアへ旅行していたので、その旅行の間、ほとんど音楽に接していない。クラシックについては、バレエ『白鳥の湖』を観に行ったので、その時、楽しめたのだが、ジャズ、ロックなどは全くである。
通常は音楽が無ければ、いてもたってもいられない性分なのだが、流石に海外旅行になると、見るもの、聞くもの全てが、初めてのものであり、珍しいものであり、それだけで相当に楽しめるので、音楽が無くても何とかなる。だが、日本に帰ってくると、てきめんに音楽が聴きたくなる。
帰日して聴く音楽といえば、やはり「ジャズ」である。暫くぶりに聴くジャズは、遠い昔、初めてジャズを聴き始めた頃の、初心者向けの判りやすいジャズが良い。初心者向けのジャズは良い。ジャズの良さがとても判りやすい。
選んだアルバムは、モダン・ジャズ・カルテット(以下MJQと略す)の『ジャンゴ』(写真左)。僕が、学生時代、ジャズに興味を持って、自分の資金で初めて手に入れた、記念すべきアルバムである。
冒頭の表題曲「ジャンゴ」を聴くだけで、ジャズの素晴らしさに改めて感動する。魅力的にアレンジされた「テーマ部」。そして、その素晴らしい「テーマ部」に導かれて展開される「アドリブ部」。典型的なハードバップのフォーマットで、実に魅力的な演奏が展開される。
この「ジャンゴ」は、ヨーロッパの香りとブルースの雰囲気が入り交じった、MJQらしい名曲・名演。「クイーンズ・ファンシー」における、ジョン・ルイスのヨーロッパ趣味も、僕には好ましい。サンクトペテルブルグで感じたヨーロッパの雰囲気が甦る。「ニューヨークの秋」には、もう惚れ惚れするばかり。
いや〜、ジャズって本当に良いね。さあ、明日から仕事である。夢の様な、モスクワ〜サンクトペテルブルグの世界から、俗世間へと舞い戻る。さあさあ、次の海外旅行目指して、頑張ろうではないか(笑)。
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