クラプトン名盤の30周年記念盤
おいおい、今日は良い天気ではなかったか、行楽日和では無かったか。朝からどんより鉛色の曇り空、お昼前には、強めの霧雨が蕭々と降って、午後になっても一向に天気の回復の気配がない、なんとも鬱陶しい天気の千葉県北西部地方です。気象庁の嘘つき。
ホームページ編集ソフトをバージョンアップして、サイトの旧ファイルの移行に大変苦労している松和のマスターです。
GoLibe 6からGoLive 9へバージョンアップしたんだが、ファイルのレイアウトは総崩れ。仕方がないので、必要なファイルから、GoLive 9で再作成をしているんだが、これがまた、GoLive 9がクラッシュしまくり、変な癖があって、なかなかイメージ通りのレイアウトで再作成できない。誰か助けて欲しいよ、まったく。
それでも、ジャズ・フュージョン館の方は、最低限のファイル再構築を終えて、ホッと一息です。明日と明後日で、懐かしの70年代館の方を再構築しないとね。なんとも、ホームページに総がかりの今年のGWです (>_<)。
さて、昨晩から、エリック・クラプトン(Eric Clapton)の『461 Ocean Boulevard』のデラックス・エディションを聴いている。これ、手に入れてから、幾度となく聴いているが、これが実に良い。
『461 Ocean Boulevard』は、1974年のクラプトン再起のリリース。ヒット曲として、ボブ・マーリィーの「I Shot The Sheriff」のカバーが有名。当時の流行言葉「レイドバック」(リラックスしたムードを意味し、サザン・ロックなどアメリカ南部音楽独特のルーズな雰囲気に対して使われる)満点の雰囲気が素晴らしい名盤である。
このデラックス・エディションには、この『461 Ocean Boulevard』のレコーディング時のアウトテイクと、2枚目には海賊盤の音源としても有名な1974年12月4日&5日ロンドンのハマースミス・オデオンでのライブ11曲が収録されている。この2枚目のライブ11曲が実に素晴らしい内容なのだ。
出だしのアコギ2連発、「Smile」と「Let It Grow」で、もう「参りました」である m(_ _)m。復活ツアーにこんなレイドバックした感じでよいのだろうか、というくらい、リラックスした演奏が心憎い。特に「Smile」って良い曲だよね。この曲はもともと喜劇王チャールズ・チャップリンが映画「ライムライト」の為に作曲したもの。演奏もリラックス度満点の良い内容です。
特に6曲目の「The Sky Is Cryin'〜Ramblin' On My Mind〜Have You Ever Loved A Woman」のメドレーは「もうたまらん」。実に渋いクラプトンのボーカルとギターです。7曲目の「Little Wing」は、かの大名盤である「Layla and Other Assorted Love Songs」に収録の曲ですが、ここでは、もうダルダルのユルユルの「大レイドバック大会」的な演奏になっていますが、じゃあ、だれきった演奏なのかというと、しっかりテンションを張っていて立派。
「EC Was Here」「Just One Night」そして、ボックス盤の「Crossroads 2: Live In The Seventies」など、クラプトンのライブは70年代が一番、と思っていますが、それらに匹敵する、この『461 Ocean Boulevard』のデラックス・エディション収録の「ハマースミス・オデオンでのライブ」である。このデラックス・エディションは、全編デジタル・リマスターされていて音も良い。クラプトン・ファンの方は必聴でしょう。
夕方になっても、鉛色の空は晴れない千葉県北西部地方。なんだか陰鬱な気分。でも、昨日、山菜で大好物の「タラの芽」を買ってきたので、今日は腕をふるってイタリアン。「タラの芽とベーコンのスパゲッティ」を作って気晴らしである(笑)。
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