「洋楽アルバム千枚漬」をゲット
昨日は春らしい暖かな陽気だったが、今日は打って変わって「冬の陽気」に逆戻りの千葉県北西部地方。冷たい雨も降って「寒い」。西日本は例年並みの陽気とかで暖かそう。羨ましい。このところ、東京は寒い日、そして雨が多く、4月とはいえ、ちょっと陰湿な日が続いています。
昨日、買い物に出たついでに、本屋を探索したところ、面白い本を見つけた。『洋楽アルバム 千枚漬 20世紀名盤珍盤必聴ガイド1000選 (SHO-PRO BOOKS) 』(写真)である。かまち潤著で、タイトルどおり1000枚の洋楽アルバムの情報・解説・データを凝縮したディスクガイド。
前書きによると、最近、10代~20代の若い世代から、何を聴いたらいいのか分からないという不満を耳にするようになったのが、出版した理由だという。そうなんだよね。最近、若い世代も、70年代ロックに興味があるみたいなんだよな。興味があるんなら、我がバーチャル音楽喫茶『松和』の「懐かしの70年代館」にもお越し下さいな(笑)。
まあ、この類の本は、最近、沢山でているので、あまり珍しくないのだが、立ち読みして、中身をパラパラ見てみたら、結構、マニア好みのアルバムが出てるじゃないか。単なるアルバム紹介本だったら、ありきたりの他の書籍にも紹介されている有名どころのアルバムを紹介して終わり、ってところだが、この本は、ちょっと違う。「どう考えてみても、このアルバムを選ぶのはマニアやろ」というアルバムが、チョコチョコと入っている。
特に、70年代ロック・ポップスは、名盤といわれる作品から、珍盤といわれるマニアック作品までも網羅しており、充実度が高いです。僕の場合、70年代ロック・ポップスが専門分野なのですが、この本は結構楽しめましたよ。サポートしているジャンルも、ロックだけにとどまらず、ポップス・R&B・オールディーズと幅が広く、R&Bやオールディーズに関しては、僕も疎いので、単純に読んでいて楽しい。
ちょっと、お値段がはるのですが(2,310円)、70年代〜90年代中心のロック&ポップス系のアルバム紹介本としては、内容もまずまずですし、一冊はもっておきたい類の本ですね。
この『洋楽アルバム 千枚漬』を読んでいて、「そうか、そんなアルバムあったなあ、今、CDで流通しているのかなあ」なんてブツが幾枚かあって、しばらくは「ネットでの調査」で楽しめそうです。
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