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2008年3月22日 (土曜日)

最近購入した「音楽本」から...

朝から眩しいばかりの日差しに恵まれ、暖かい朝かと思いきや、風は北風、ちょっとヒンヤリする。「春は名のみの風の寒さや」という歌(早春賦)があるが、まさにそんな感じの朝。そんな状態が昼まで続いたが、午後から風も止み始め、徐々に暖かい昼下がりになっていく。

今日から春の選抜高校野球が始まった。80回記念大会とかで、例年よりは4校多い36校が参加。このところ、歳をとる毎に、高校野球が面白くなってきている。

観戦する視点が変わってきたというか、監督の立場で観戦するというか、この歳になると選手の気持ちも、なんとなく良く判って、「どちらも頑張れ」って感じになって、試合が終わると、どちらが勝っても、なんとなく目頭がジーンとする。今日から決勝戦まで忙しくなるなあ(笑)。

さて、今日の話題は、最近購入した「音楽本」から、お勧めの音楽本を2冊ご紹介。1冊目は『フュージョン決定盤101』(写真左)、2冊目は『ジャクソン・ブラウン ヒズ・ライフ・アンド・ミュージック』(写真右)。

まずは『フュージョン決定盤101』。これまでありそうで、あまりなかったフュージョン・ジャズにフォーカスしたガイドブック。この本の宣伝キャッチ・コピーは「これまでありそうでなかったフュージョン・ジャズにフォーカスしたガイドブック」とあるが、これは言い過ぎ。過去2冊ほど出てるけど、現在、どちらも絶版なので、今、本屋で手軽に手に入れることが出来るのは、この『フュージョン決定盤101』だけ。

ジャズ史の中では比較的歴史の浅い分野であるフュージョン・ジャズですが、イージーリスニング・ジャズとか、クロスオーバーとか呼ばれた時代から考えると、約40年の歴史を数えることになるんですね〜。現在では、一つの独立したジャズのジャンルとして定着しています。

フュージョンの始まりから、その歴史の簡単な解説、フュージョン関連のレーベルの紹介も目新しく、メインは、フュージョンの名盤アルバム101枚を、年次毎に、歴史形式でご紹介しています。チョイスされたアルバムも、どれもがフュージョン・ジャズの正統派で、変な偏りや思い入れが無く、好感が持てます。

Books_fusion_browne

硬派のジャズ・ファンの方々からは「ゲテモノ」扱いされているフュージョンですが、最近、再評価の機運が盛り上がりつつあります。バーチャル音楽喫茶『松和』のジャズ・フュージョン館で「フュージョンの風に吹かれて」のコーナーを運営している私としても、この紹介本はお勧めです。フュージョンの歴史、フュージョンの特徴、そして代表的な名盤紹介と、なかなか読み応えがあります。フュージョン・ジャズの入門書として最適でしょう。

2冊目は『ジャクソン・ブラウン ヒズ・ライフ・アンド・ミュージック』。米国西海岸のシンガーソングライター、ジャクソン・ブラウンの新しいバイオ本です。彼のバイオ本が翻訳されるのは、1983年に出版されたリッチ・ワイズマン著『ジャクソン・ブラウン・ストーリー』に次いで2冊目。

僕は、ジャクソン・ブラウンの大ファンです。高校3年生の秋だったか、当時、ジャクソン・ブラウンなんて全く知らなかったのですが、そのタイトルの邦題に強い親近感を覚えて、彼の5thアルバム『孤独なランナー(Running On Empty)』を手にして以来、彼の楽曲の大ファンです。彼のオリジナル・アルバムは、ほとんど持っています。

1983年に出版されたリッチ・ワイズマン著『ジャクソン・ブラウン・ストーリー』は手に入れることが出来なかったので、今回の『ヒズ・ライフ・アンド・ミュージック』は即買いでした。ロックもジャズと同様、そのミュージシャンや楽曲の背景やエピソードを知ると、より理解が進み、より興味が深くなるものです。そのようなことから、この様な「バイオ本」は必要ですね〜。ちょっと値段が高いけど。

本を読み進めていくと「そうか、この曲の背景には、こんなできごとがあったんだな。」と、気づかせてくれる記述もあって、とても楽しい「バイオ本」です。それぞれのアルバムのリリースされた時期の時代背景や、ジャクソン・ブラウン個人を取り巻く背景も理解できて、ファンとしては「必携の書」だと思います。

この『ヒズ・ライフ・アンド・ミュージック』を読んで、ジャクソン・ブラウンがより身近になった。学生時代から、彼の楽曲には、特に詩の内容がについて、親近感を強く覚えるのだけれど、この「バイオ本」を読んで、その理由が判ったような気がする。

今日、気象庁は東京、静岡、熊本でサクラ(ソメイヨシノ)の開花を宣言したそうな。春の選抜高校野球も始まって、時は「春」。読書の「春」とは言いませんが(笑)、今回の2冊は、ファンにとっては「お勧めの音楽本」です。
 
 
 
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コメント

マスター今日は(行きつけの喫茶店みたいで言い易いです)。
またまた、シンクロしました。
ちょうど今「Running on empty」を聴いています。
こちらの場合、プログレッシブより後に好きになったのですが、このCDを買ったのは更に最近のできごとです(先月)。
これも、かつて聴いたものを再びという感じで買ったわけです。
マスターの記事を読んでだったと思います。

プログレッシブのマスターが揚げた、「PFM」「イエス」「ELP」「ピンクフロイド」「クリムゾン」「ジェネシス」は私も「ジェネシス」以外は、全て当時は好きでした。
後、加えるとしたら「カーブドエアー」「キャメル」ですか。
ただ、今聴いて良いと思えるのは「フロイド」「クリムゾン」なんですね。
クリムゾン以降は、イーノ、トーキングヘッズ、そしてミニマルミュージックのスティーブ.ライヒ、フィリップ.グラスという流れになって、またちょっと戻ってきたという感じです。

「タルカス」のピアニストは、マスターの言った女性だとおもいますが、くれた本人にもう一度確認してみます。
それでは、また。

いらっしゃい、ピカビアさん。松和のマスターです。
 
プログレって、ちょっと重くて、複雑な部分があって、聴き続けると
ちょっと疲れるところがあります。その部分を中和する為に、スカッと
爽やかに聴き通すことのできる、ウエストコースト・ロックをプログレの
「裏」で密かに愛聴する方が結構いらしゃるみたいです。

ジャズもずっと聴き続けていると、流石に、ちょっと疲れる時があります。
そんな時、私の「中和策」は、70年代ロックです(笑)。
 

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