ジャニスで「気合い」を入れて
風邪は悪い方向に。休みたいけど、休めない。でも、今日は無理して仕事に出て良かった。今まで、1ヶ月ほど、ずっと悩み考えあぐねていたことに、やっと答の方向性を見い出した。久々に爽快感。結構、精神的に辛いけど、これがあるから、今の仕事は止められない(笑)。
風邪が悪化するばかりで、結構、気が滅入る。こんな時は、一発、気合いを入れなおす必要がある。こんな時は、ジャニスだ、ジャニス・ジョプリンだ。ということで、疲れ切った今日の帰りの音楽は『白鳥の歌(原題:Farewell Song・写真左)』、1982年にリリースされた、ジャニスの未発表セッションを集めたレア・テイク集である。
ジャニスが、麻薬のオーバードーズ(多量摂取)で亡くなったのは、1970年。なぜ、12年も経って、このレア・テイク集がリリースされたのかは謎だが、このアルバムは、ジャニスのライブ音源が5曲収録された、彼女の魅力満載のアルバムだ。
ジャニスの一番の魅力は、何と言っても「ライブ」である。1960年代後半、録音技術や演奏技術がまだまだ稚拙だった時代、どうしても、スタジオ録音では、バックの演奏がスカスカ、ポコポコで、ボーカルの魅力が全面に出ない。ライブの場合は、ライブ独特の演奏のノリと場の雰囲気があって、その熱気にのって、ボーカルが全面に出てきて、迫力満点。
4曲目に収録されている「ワン・ナイト・スタンド」はイチオシ。プロデュースはトッド・ラングレン。しかも演奏はポール・バタフィールド・ブルース・バンドという豪華な組み合わせ。曲自体の出来も素晴らしい。何度聴いても感動モノのドラマティックなロック・ナンバー。他の曲を見渡せば、「レイズ・ユア・ハンズ」というライブには欠かせない名曲も収録されており、レア・テイク集とは思えないほど、その内容は申し分ない。
ジャニスのボーカルは全9曲。やっぱりジャニスのボーカルは最高だ。う〜ん、ちょっと気合いが入ってきたぞ。
さて、家に帰って晩ご飯食べて、今、テレビでは宮崎駿の「耳をすませば」をやっている。実を言うと、この「耳をすませば」って、かなり好きなんだよな〜。自分の高校〜大学時代にだぶって、その頃の自分を、その頃の自分の気持ちを思い出す(いい歳して、ちょっと青臭いですかね〜)。
何度見ても、好きな場面ではニヤニヤにやけたり、目頭が熱くなってウルウルしたり。なんか「耳をすませば」を見ていて、また、ちょっと気合いが入ってきた。よし、明日は、宮崎駿のアニメの中で、一番好きな「紅の豚」を見て、さらに気合いを入れるとするか(笑)。
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