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2008年2月 2日 (土曜日)

「日本昔ばなし」で使ったロック

はや2月である。もう2008年になって、1ヶ月が経った訳。早いなあ、月日の経つのは。先週、高校の学年同窓会があって、その余韻が後に引いていて、なんとなく、しみじみとしている今日この頃。

今日は土曜日、休日とはいえ、忙しい一日。午前中は歯医者。別に虫歯がある訳じゃない。3ヶ月に1度、定期的に歯の定期点検をしてもらっている。歯石とヤニを取ってもらってスッキリ。午後は整体。以前より体の歪みや凝りが無くなってきていて、一ヶ月ほど間が開いたのだが、なんとか保つようになった。

外出するのだから、とお使いを頼まれたりで、なんか結構、あっちこっち歩いたような気がするなあ。なんと健康的な一日だろう。夕飯はスパゲッティ。イタリアンは任せとけ (^_^)v。今日は、キャベツとアンチョビのスパゲッティじゃ〜。

閑話休題。先週あった高校の学年同窓会の余韻の中で、申し訳ないが、今日は「内輪ネタ」である。思い出話中心なので、長文ご容赦・・・。

高校3年生の時、文化祭に向けて映画を作った。8ミリ映画である。自分で撮影して、録音して、編集し、そして、上映する。いわゆる「自作映画」である。「高校3年生の受験の時、そんな手間のかかること、フツーするか〜」というツッコミはあると思うが、ご容赦願いたい。まあ、フツーあり得ないことが、その時は起こったのだ。しかも、僕は監督を仰せつかった。
 

Mukashi_banashi

 
映画の題材は「日本昔ばなし」。TBS系列で放映された長寿TVアニメ「まんが日本昔ばなし」を、人間が演技し、吹き込みをするという「実写版」でやった。アイデアは大変秀逸で、今でも感心するが、当時は大変だった。確かに「受験の時、そんな手間のかかること、フツーするか〜」というツッコミは頷ける(笑)。

さて、その実写版「日本昔ばなし」は「河童の雨乞い」「たにし長者」「桃太郎」の3本立て。それぞれ、約15分の短編である。監督を仰せつかった関係上、ところどころに個人的趣味が入っているのだが、そのひとつが「音楽」。いわゆる「サウンドトラック」である。当時、プログレ小僧だった僕は、当然、サウンドトラックに当時のプログレッシブ・ロックを使っている。

但し、約15分の短編ゆえ、ストーリーの途中で、音楽を入れると冗長になるので、絶対に入れることは出来ない。オープニングには、当然、「ぼうや〜よい子だ、ねんねしな〜」の「まんが日本昔ばなし」のテーマは外せない(ピアノ伴奏でクラスのみんなで、実際に歌って録音したのを使った)。ということは、個人的趣味に走ることのできる場所って、エンディングしかない。

まずは「河童の雨乞い」。人間から嫌われ者だった河童が、心機一転、一念発起、人間のために、命をかけて雨乞いをし、めでたく雨は降ったものの、当の河童は死んでしまう、というなんともやりきれないストーリーなのだが、そのエンディングは、夕焼けの丘の上を、死んでしまった河童を弔う村人の葬送の列が通り過ぎていくシーン。

そこには、プログレッシブ・ロックの雄、ピンク・フロイドの当時最新作『炎(原題:Wish You Were Here)』(写真左)の、B面のラスト「Shine on You Crazy Diamond・ Pert9」を使っている。ゆったりとしたテンポで、もの悲しい雰囲気のシンセが効果的かつ印象的な曲である。

次の「たにし長者」は、コミカルタッチのハッピーエンドなお話なので、あっけらかんとした明るくテンポの良い曲が相応しい。エンディングは、「たにし長者」のコミカルな場面を編集でつなげて、フラッシュバックにしていたはず。

そこには、超絶技巧なプログレ・バンドとして勇名を馳せていたイエスのキーボード奏者、リック・ウェイクマンのソロアルバム『ヘンリー8世と6人の妻(原題:The Six Wives of Henry VIII)』(写真右)のA面の3曲目「Catherine Howard」の曲の途中、最後のブレイクから、ラグタイム風なピアノソロが印象的な、ちょっとユーモラスでリズミックな演奏部分を抜き出して使っている。

「桃太郎」は・・・。さすがにこれは、ロックというジャンルの音楽は相応しく無い、という判断で、「桃太郎」のテーマソング、「も〜もたろさん、ももたろさん」をみんなで歌って録音したものをエンディングに使ったと記憶しているが、ちょっと自信がない。

サウンドトラックの他にも、そこかしこにマニアックな仕掛けがしてあって、当時の自作映画としては、良くできていたと思いますよ、実写版「日本昔ばなし」って(笑)。
 
 
 
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コメント

うふ♪
大学受験の大事な時期に文化祭に命かけてたってところが、、、素敵♪
共感しますわ~~(^^)

うちはESSで「番町皿屋敷」やりました。
小講堂で生の演劇でした。

yurikoさん、お久しぶりです。花粉の季節になりました。
くれぐれも体調に気をつけて下さいね。

さて、yurikoさんも受験時代にやったんですか〜(笑)。
ESSで「番町皿屋敷」、なかなか面白そうやなあ。

自作映画を作るって大変な作業で、本当に印象的で感動的な
出来事でしたが、実は、当時、クラス全員協力が前提で受けた
監督だったんで、逆に「完成しなかったらどうしよう」という、
完成に向けてのプレッシャーは相当なものでした。

完成して、文化祭が終わった後、一人では立ち直れないほどの
寂寞感と脱力感に襲われたのを覚えています。ほんと、監督なんて
するもんじゃない(笑)。人と人とが協力してやることなんで、
良いことばかりでは、無かったですからね。正直言うと、全てが
良い思い出になるまでに、10年以上かかりました。

今では、良いも悪いもひっくるめて、あの時期にクラス全員が
一致団結して頑張ったこと、その監督を引き受けさせて貰った
ことを誇りに思っています。


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