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2007年12月30日 (日曜日)

年末は初心に返ってパーカーを

昨日は遅くまで雨が残ったみたいで、朝のルーフバルコニーは、雨の跡で、すっかり濡れている。今朝は、朝食ネタが無いとかで、朝の散歩がてら、近くのセブンイレブンまで。セブンイレブンは久しぶり。すっかり正月モードの飾り付けや商品の陳列に目をみはるばかり。いや〜、年の瀬ですなあ。

この年の瀬は、ボックス盤のCDをMacのハードディスクに落として、聴きやすいように、iTunesでアルバム単位にばらす作業に勤しんでいる。

最近、プリメインアンプを買い換えてから、Macから無線で飛ばしてステレオで聴く方法で、音のほうも、オーディオ的に、まずまず鑑賞に堪えることが判ったので、それでは、iTunesの便利な機能を活用しない手は無いと、年末から年始にかけての休みの作業となった。

Charlie_parker_1

今日の午後は、そのiTunesでバラし終わった、チャーリー・パーカーの『The Complete Verve Master Takes』から、『Fiesta』(写真左)と『Now's The Time』(写真右)を聴く。

チャーリー・パーカーと言えば、ビ・バップの祖の一人。ビ・バップの演奏スタイルは、ハード・バップの礎である。やはり、ハード・バップ以降のジャズを聴く場合、たまには、ビ・バップの演奏にも耳を傾け、現代ジャズの礎の演奏の雰囲気を感じることは重要だと思っています。

チャーリー・パーカーやビ・バップといえば、激しいアドリブ合戦、超絶技巧な高速フレーズの連発で、ちょっと、ジャズ初心者の方には敷居が高い感じがしますし、ジャズのアルバム紹介を見て、いきなり、別テイクやアウトテイクが混じった『オン・ダイアル』なんてアルバムを入手して聴いた時には、何が何だか判らず、ただ激しく、やかましく、うるさいだけで、きっと、パーカーやビ・バップが嫌いになってしまうでしょうね。

しかし、この『Fiesta』と『Now's The Time』は違います。『Fiesta』パーカーが全編ラテンビートで通した、楽しく聴きやすいアルバムです。『Now's The Time』は、パーカーのワンホーン・アルバムですからパーカーの演奏の素晴らしさを素直に感じることが出来ますし、演奏的にも、1953年の録音で、内容的には、ハード・バップに近いテイストなので、パーカーのアルバムの中では聴きやすいアルバムです。この2枚は、チャーリー・パーカーを聴くのを躊躇している方には、是非お奨めしたいですね。

年末、年の瀬は、初心に返って、チャーリー・パーカーで締めくくりです。モダン・ジャズの原点を確認したような感じで、ちょっと清々しい気分です。
 
 
 
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