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2007年12月21日 (金曜日)

大好きなジャズ・スタンダード

いや〜、昨日は参った。いきなり、インターネットにつながりにくくなって...。この「つながりにくい」というところが困ったところで、CATVのインターネット・サーバーが悪いのか、自分のPC環境が悪いのかが判らない。

おまけに、2日前に、CATVのインターネット環境がバックボーンのつなぎ替えをやったみたいなので、余計に疑心暗鬼になって、夜中まであ〜でもない、こ〜でもない、と手を変え品を変え対応したが改善せず。

結局、今日になって原因が判ったんですが、CATVのインターネット設備の障害だったらしい。今まで、無かったことなんだが、やっぱり、バックボーンのつなぎ替え作業のミスだろう。最近の技術者、特にSEのレベル・ダウンは著しいというが、今回の障害もそれが原因なんだろうな〜。

Stan_getz_serenity

さて、初級を卒業したジャズ・ファンの方々には、きっと「お気に入りのジャズ・スタンダード」があると思います。このスタンダードがかかったら機嫌が良くなる。このスタンダードが収録されていたら、誰のアルバムだろうが買ってしまう。そんな、お気に入りのスタンダードがあるはず。

私の一番好きなスタンダードは「On Green Dolphin Street」。この曲はネッド・ワシントンの作詞、ブロニスロウ・ケイパーの作曲で、1947年の映画「On Green Dolphin Street(邦題:大地は怒る)」のテーマ曲です。マイルス・デイヴィスやビル・エヴァンスなどの演奏でスタンダード・ナンバーとして有名になり、インストゥルメンタル奏者には人気が高い曲です。

とにかく、この曲が入っていたら、誰のアルバムだろうが、絶対と言って良いほど、買ってしまいます。今回は、スタン・ゲッツの80年代のアルバムが欲しいなあ、と思って探していたら、この「On Green Dolphin Street」が冒頭に入っている『Serenity』(写真左)が目に入った。即、ゲットである(笑)。

購入して、手元に来て、即聴きだったんですが、良いですね〜「On Green Dolphin Street」。たっぷりとエコーがかかった、80年代ならではの録音なんですが、とにかく、スタン・ゲッツのテナーが良い。これだけ、男気たっぷりで、歌心満点なテナーは、さすがゲッツならではです。そのゲッツが、僕の大好きな「On Green Dolphin Street」を吹き上げる。たまりません。

昨日のCATVのトラブルが、全て許せるような優しい気持ちになりました。いや〜、やっぱり「On Green Dolphin Street」って良い曲だよな〜。
 
 
 
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