これぞ、ジャズの醍醐味である
本来は、昨日アップするブログだったのですが、昨日、地元CATVのインターネット・サーバーのトラブルで、アップできませんでした。ということで一日遅れでのアップになります。
さて、忘年会が続いて、かなり疲れている。一昨日はかなり飲んで、久しぶりに駅からの帰り道、真っ直ぐ歩いていないのが、自分でも判った(笑)。帰りついた家では、家人に「ろれつが回ってない」と笑われた。今日は、もう限界。定時上がりで早々に家に帰り着いた。
これだけ疲れてきたら、通勤音楽は「判りやすく、聴き疲れしないもの」になる。今日は、久しぶりに、Jimmy Smithの『House Party』(写真左)、ブルーノートの4002番である。
このアルバム、「これぞ、ジャズ。これぞ、ハードバップ」って感じのアルバムで、かなりのお気に入りである。とにかく、メンバーが凄い。Lee Morgan (tp)、Curtis Fuller (tb)、George Coleman (as)、Jimmy Smith (org)、Kenny Burrell (g)、Eddie McFadden (g)、Donald Bailey (ds)、Lou Donaldson (as)、Tina Brooks (ts)、Art Blakey (ds)が、3つのユニットに分かれて、ハード・バップしまくる凄いアルバム。
しかし、このメンバー構成、ブルーノートの面目躍如たるものがあって、さすが、総帥プロデューサー、アルフレッド・ライオンである。ブルーノート・オールスターズって構成で、ブワーッとやってしまってもいいのに、ライオンは、それをやらない。
George Coleman (as)、Eddie McFadden (g)、Donald Bailey (ds)、Tina Brooks (ts)の当時の若手有望株あたりを混ぜているのが、実にニクイ。オールスターズって構成で売れればいい、ということは全くない。プロデューサーとして、このアルバムを録音する前の「構想」があり、その「構想」を基に、ミュージシャンの人選がある。これが「ブルーノート」ブランドである。
いい音してます。これぞジャズ、これぞハード・バップって演奏で、何回も聴き直したくなる、決して1回聴きでは終わらないアルバムです。
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