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2007年11月20日 (火曜日)

注目!「モンタレーのガレスピー」

寒い、寒いぞ。昨日の朝など、ビュービュー吹き付ける北風で、新聞を取りに出た背中が、いきなり凍える。千葉県北西部地方で、この寒さでっせ。北海道、東北は当然、雪、雪、雪。

個人的に心配なのは青森。3年前から一昨年にかけて、仕事で青森を訪れることが多かった。最近、大雨でかなりの被害を受けた上に、今年は早い冬、早い雪。被害を受けた地方の皆様、お見舞い申し上げます。頑張って下さい。

さて、今日の通勤音楽は、ディジー・ガレスピー(Dizzy gillespie)の「Live at the 1965 Monterey Jazz Festival」(写真左)。メンバーは、リーダーのDizzy Gillespie(tp,vo)を筆頭に、James Moody(ts,fl)、Kenny Barron(p)、 Chrisopher White(b)、 Rudy Collins(ds)、 Big Black(conga)。米国西海岸の恒例フェスティバル「Monterey Jazz Festival」が、50周年を迎えたことを記念して、同フェスとコンコード社の提携による新レーベル『Monterey Jazz Festival Records』からのリリース物の第3弾。

ディジー・ガレスピーは、1917年生まれ、トランペット奏者。サックスのチャーリー・パーカーと共に、「ビ・バップ」の創始者の一人。ベルが斜め上に突き出たトランペットを、頬をいっぱいにふくらませ、ハイ・トーンで豪快、そして、ジャズ史上、指折りのハイ・テクニックな演奏スタイル(写真右)は大いに個性的。ジャズ・ジャイアントの一人である。

Dizzy_live_at_the_1965_monterey

ディジー・ガレスピーは、彼の偉大な音楽的業績・成果を振り返ると、日本での評価、人気は、少々、低いように思える。お祭り好きなキャラ、派手な演奏スタイル、あっけらかんとした、陰の無いキャラクターが、日本人好みではないのかも知れない。しかし、彼はそんな低い評価に甘んじるようなミュージシャンではない。

この「Live at the 1965 Monterey Jazz Festival」を聴いても、彼の凄さが良く判る。コンガを加えた6人編成。イントロダクションに続いてモーダルなピアノ。当時の新しいジャズの雰囲気が感じられる。そして、煽るようなドラムそしてコンガ。ジャズの熱気が迫ってくる。ラテンのリズムと4ビートの交換。その演奏内容は、決して古くない。今のジャズにも通用する、先進的なジャズの音である。うむむむ、改めて感心したぞ。

クロスオーバーの先駆け、ファンキー・ジャズの発展形。その中を各人が熱いソロを取っていく。ジャズ・ライブの醍醐味が十分楽しめる、なかなかのライブ盤である。音質は若干悪く、フロントの演奏が奥に引っ込んでいる感じだが、逆にリズム・セクションが良く聴こえる。ドラムとコンガが前に出ている分、ラテンのリズムと4ビートの交換が強調されて、逆に良い雰囲気ではある。

ディジー・ガレスピーが、MCで客を笑わせている様子が5分近く収録されていたり、アンコールでの11分近くあるコンガ・ソロが収録されていたりで、「冗長である、編集すべきである」という声もあるが、編集されていない分、ライブ全体の雰囲気が追体験できるようで、私は良い感じだと思います。

今回、このライブ盤を聴くにつけ、ディジー・ガレスピーは、日本で、もっと評価されるべきミュージシャンだと思います。
 
 
 
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