いつからチックがお気に入りに
バーチャル音楽喫茶『松和』のジャズ・フュージョン館も、ジャズ初心者の方々向けに遅々としながらも、順調に、お気に入りのミュージシャンをアップしつつある。そろそろ佳境にさしかかってきた感もある今日この頃。いよいよ、僕のお気に入りのミュージシャンについて、まとめる時期に来ていると思う今日この頃。
私のお気に入りのジャズ・ミュージシャンはといえば、ダントツで「マイルス・デイヴィス」。その次は「チック・コリア」。次いで「ビル・エバンス」。そして、「ハービー・ハンコック」、「レイ・ブライアント」、「オスカー・ピーターソン」と続く。どうも俗っぽくていけないが、個人的な好みの問題なので仕方が無い。硬派のジャズ愛好家の方々のご叱責が聞こえてきそうだ(笑)。
ということで、今、チック・コリアをどうまとめるかを思案中である。チック・コリアは、僕の中では、お気に入りの第2位。思い起こせば、さて、私は、チック・コリアをいつからお気に入りになったのか。
う〜ん、最初に手にしたチックのアルバムは「マイ・スパニッシュ・ハート」(写真左)。大学に入りたての頃、友人の家で聴かせて貰ったアルバムの中に、この「マイ・スパニッシュ・ハート」があった。
こんな音世界がジャズにはあるのか、と感心した。即ゲットである。そして同じくくりで「マッド・ハッター」。チックのスパニッシュ・テイストがいたく気に入って、「ライト・アズ・ア・フェザー」を手に入れいて、「スペイン」という名曲にはまった。そして、「リターン・トゥ・フォーエバー」である。これで、決まり。当時、流行っていた貸しレコード屋に入り浸って、根こそぎチックのアルバムを借りまくり、カセットにダビングである。
チックは、その音楽性において節操が無く、商業主義がみえみえで、主体性が無い、なんて言われたりする。でも、僕はその多岐に渡る音世界が好きで、その節操無さが好ましく、チックの商業主義なんて気にしない。聴いていて、楽しければいいじゃないか。ジャズは宗教でもなければ哲学でも無く、修行の道でも無い。聴いて楽しい、聴いて心に響く。それで良いではないか。
で、バーチャル音楽喫茶『松和』の「ジャズ・フュージョン館」で、ジャズ初心者の方々に、チックをどんな切り口でまとめて、どんな観点でご紹介するか。思案中である。近々、アップできるかな。乞うご期待。
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