« ワーナーのマイルスについて一言 | トップページ | スムーズ・ジャズの父である »

2007年10月 3日 (水曜日)

いつからチックがお気に入りに

バーチャル音楽喫茶『松和』のジャズ・フュージョン館も、ジャズ初心者の方々向けに遅々としながらも、順調に、お気に入りのミュージシャンをアップしつつある。そろそろ佳境にさしかかってきた感もある今日この頃。いよいよ、僕のお気に入りのミュージシャンについて、まとめる時期に来ていると思う今日この頃。

私のお気に入りのジャズ・ミュージシャンはといえば、ダントツで「マイルス・デイヴィス」。その次は「チック・コリア」。次いで「ビル・エバンス」。そして、「ハービー・ハンコック」、「レイ・ブライアント」、「オスカー・ピーターソン」と続く。どうも俗っぽくていけないが、個人的な好みの問題なので仕方が無い。硬派のジャズ愛好家の方々のご叱責が聞こえてきそうだ(笑)。

ということで、今、チック・コリアをどうまとめるかを思案中である。チック・コリアは、僕の中では、お気に入りの第2位。思い起こせば、さて、私は、チック・コリアをいつからお気に入りになったのか。
 

My_spanish_heart

 
う〜ん、最初に手にしたチックのアルバムは「マイ・スパニッシュ・ハート」(写真左)。大学に入りたての頃、友人の家で聴かせて貰ったアルバムの中に、この「マイ・スパニッシュ・ハート」があった。

こんな音世界がジャズにはあるのか、と感心した。即ゲットである。そして同じくくりで「マッド・ハッター」。チックのスパニッシュ・テイストがいたく気に入って、「ライト・アズ・ア・フェザー」を手に入れいて、「スペイン」という名曲にはまった。そして、「リターン・トゥ・フォーエバー」である。これで、決まり。当時、流行っていた貸しレコード屋に入り浸って、根こそぎチックのアルバムを借りまくり、カセットにダビングである。

チックは、その音楽性において節操が無く、商業主義がみえみえで、主体性が無い、なんて言われたりする。でも、僕はその多岐に渡る音世界が好きで、その節操無さが好ましく、チックの商業主義なんて気にしない。聴いていて、楽しければいいじゃないか。ジャズは宗教でもなければ哲学でも無く、修行の道でも無い。聴いて楽しい、聴いて心に響く。それで良いではないか。

で、バーチャル音楽喫茶『松和』の「ジャズ・フュージョン館」で、ジャズ初心者の方々に、チックをどんな切り口でまとめて、どんな観点でご紹介するか。思案中である。近々、アップできるかな。乞うご期待。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
 

« ワーナーのマイルスについて一言 | トップページ | スムーズ・ジャズの父である »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いつからチックがお気に入りに:

« ワーナーのマイルスについて一言 | トップページ | スムーズ・ジャズの父である »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 松和の「青春のかけら達」(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、70年代Jポップの記事を修正加筆して集約していきます。           
  • AORの風に吹かれて(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    AORとは、Adult-Oriented Rockの略語。一言でいうと「大人向けのロック」。ロックがポップスやジャズ、ファンクなどさまざまな音楽と融合し、大人の鑑賞にも堪えうるクオリティの高いロックがAOR。これまでの、ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で不定期に掲載した、AORの記事を修正加筆して集約していきます。  

カテゴリー