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2007年10月17日 (水曜日)

バド・パウエルのお薦め盤

一昨日、昨日の二日連チャンで、飲み会。一昨日はかなり飲んだらしく、昨日は一日眠かった。しかし、連チャンで歓送迎会。昨日というか、今日の日付に変わって家に帰り着いたのが、午前零時半過ぎ(よって当ブログは臨時休業でした)。

ただ、昨日の歓送迎会では、ビールしか飲まなかったので、今日は昨日よりは体調が良い。でも、家に帰り着いて、晩ご飯を食べたら、どっと睡魔が襲ってきた、う〜ん (^_^;)。

さて、バド・パウエルである。バド・パウエルとは、1940年代に流行ったジャズのスタイル、「ビ・バップ」を、ピアノ演奏として確立したピアニスト。「モダン・ジャズピアノの祖」とも称され、「ピアノ、ベース、ドラムス」編成の「ピアノ・トリオ」形式を創始したとされる。

1940年代後半から50年代初頭が音楽面の最盛期。麻薬やアルコールなどの中毒に苦しみ、精神障害を負ったことから、50年代中期以降の衰えは著しい。しかしながら、パウエルのアルバムで、パウエルを理解し易く、親しみやすいアルバムは、この「衰えが著しい」とされる50年代後半以降にあったりするのだから、ジャズって面白い。

 Bud_powell_in_paris

『Bud Powell in Paris』(写真左)というアルバム、1963年2月の録音。パウエルは1959年から1964年まで、パリに在住したが、その間に吹き込まれたのが本作。プロデュースは、なんとデューク・エリントン。

パウエルのピアノの特徴である、男性的なメリハリの効いたタッチ、こぶしを効かすような、転がるような節回しが良く判り、枯れた味わいの中に、温もりの感じるプレイ、溌剌とした明るさと勢いを感じるプレイが楽しい、パウエル晩年の推薦盤である。

確かに、全盛期に比べると、指が動かなくなっていることは明らかなんだけど、それがかえって、人間味の溢れる、親しみやすい雰囲気になっていて、とにかく聴いていて楽しい、パウエルを感じることの出来るアルバムになっている。選曲も良く、アルバム全体の雰囲気も整っていて聴き易い。デューク・エリントンのプロデュースが効いているのだろうか。

1曲目の「How High the Moon」のすこし速いテンポの溌剌とした雰囲気、2曲目の「Dear Old Stockholm」の哀愁溢れる味わいのある雰囲気。とても良いです。5曲目の「Jordu」も良い感じ。

このアルバムを聴いて、パウエルはバラードが上手い、ということを改めて知らされた。良い雰囲気です。バックのGilbert Rovere (b)、Carl "Kansas Fields" Donnell (ds)も、なかなか健闘していると思います(録音のバランスについては好みの分かれるところでしょう)。

パウエルのアルバムの中でも、良く聴くアルバムです。私のパウエル愛聴盤の一枚です。
 
 
 
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コメント

イン・パリ、本当に良いですよネ(^^)♪
以前は体調不良の時、よく聴いていました。
他のジャズ(誰のでも)は身体に痛くて
聴けないのに、このアルバムだけは
耳に心地良いんです。

yurikoさん、いらっしゃい。松和のマスターです。

「イン・パリ」、yurikoさんも、しっかり押さえてますね〜。

この「イン・パリ」の、人間味の溢れる、親しみやすい雰囲気の
ピアニストが、「ジ・アメイジング・バド・パウエル Vol.1」の
あの「ウン・ポコ・ローコ」3連発の鬼気迫るピアニストとが、
同一人物とは思えませんよね。

また「イン・パリ」の「Dear Old Stockholm」と「Jordu」が
聴きたくなってきました(笑)。
 

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