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2007年10月22日 (月曜日)

将来、期待のオルガン奏者

今朝、起きて、ルーフバルコニーに出たら「寒い」。この秋一番の寒さだった、我が千葉県北西部地方。この1年、朝起きたら、出来るだけルーフバルコニーに出て、朝の気温、朝の雰囲気を感じるようにしているんだが、今日は「寒い」。1ヶ月前は、まだまだ「暑い」って感じだったんだが、今年は、秋が短くて、いきなり冬へ移っていこうとしている感じ。

今日の通勤音楽は「ジャズ・オルガン」。日本人のジャズ・オルガニスト、敦賀明子のセカンド・アルバム『Sweet And Funky』(写真右)を聴いて、会社の往き帰り。日本人のジャズ・オルガニストからして珍しいのだが、しかも女性である。このところ、日本人ジャズの有望な新人は女性が多い。男性陣はどうしたのか、と思うのだが、別に女性でも良い音楽をやっているのなら気にならない。男尊女卑の時代は、はるか遠い昔である。

敦賀明子については、メジャー・デビューのファースト・リーダー・アルバム『Harlem Dreams』(2004年・写真左)から注目していた。近頃、スイング・ジャーナルで、最新アルバム『St.Louis Blues』のレビューが出ていて、いきなり、思い出した次第 (^_^;)。

Akiko_tsuruga

今日は、彼女のセカンド・アルバム『Sweet And Funky』を聴いた訳だが、日本人によるジャズ・オルガンという感じがとてもユニーク。ジャズ・オルガンといえば、ジミー・スミスをはじめとして、コテコテにファンキーで黒い、という、演歌にも似た、コブシが効いた、聴くからに「どっぷりファンキー・ジャズ」という雰囲気なのだが、敦賀明子のオルガンは、少し趣が違う。

バックの、ドラム、ギターのバッキングは、軽めのファンキーでジャジーな雰囲気。パーカッションも入って、ラテン色もチラリと覗く。そんなバックで、敦賀明子の「HAMMOND B3 ORGAN」は、結構、サラリとした、お茶漬けのような雰囲気で、明るくて、ポジティブなオルガンの音色。日本人のオルガンじゃの〜と、ふと思う。といって、軽音楽風になるのではなく、聴き進めると、そこはかとなくファンキーな香りとジャジーなビートが見え隠れするところが、今風のジャズ・オルガンって感じで、なかなか良い。

「どっぷりファンキーなオルガン・ジャズ」って感じじゃないのが、僕は気に入っている。ジャズ・オルガンというと、どうしても、ジミー・スミスやジョン・パットンなどを真似てみたくなるのだが、そうでなく、自分の感性と個性で、ジャズ・オルガンを表現しているところが、将来、期待できる。これからの成長が楽しみである。

コマーシャルに流れずに、自分の感性と個性をベースに、オリジナリティーある奏法を確立していって欲しい。そんな期待を持たせる敦賀明子のオルガン・ジャズ。『Sweet And Funky』は、お勧めです。
 
 
 
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コメント

初めまして。
札幌のコミュニティーFMアップルでJazz喫茶番組をやっている相良と申します。
敦賀さんの札幌でのライブ行きました。最高にいいライブでしたよ。
番組にはスケジュールの都合で残念ながら電話インタビューでの出演でしたが、とても明るくていい方です。
マスターも書いておられる通り、オリジナリティー溢れる演奏が魅力です。これからますます期待したいですね。

相良さん、コメントありがとうございます。松和のマスターです。

そうですね。敦賀さんのオルガンは、そのオリジナリティーゆえ、これからが
期待できますよね。それから、彼女の人柄のお話、彼女の演奏からも、十分
推察できます。彼女のブログを見ても、その人柄が伺い知れますよね。

ブログにも書きましたが、コマーシャルに流れず、個性を伸ばしていって
欲しい。彼女のポジティブな演奏を聴いてそう思いました。

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