何故か今日はビートルズ・2
今日も朝から良い天気。日差しはきついけど、あまり蒸し暑くはない南風。ということで、今日は午前中は、ルーフバルコニーの植木の植え替えを3つほど。ルーフバルコニーは、北側にあるので、涼しい南風は建物に遮られて、結構、大汗をかきながらの植え替えに。ついでに、大型ゴミを二つ、1階のゴミ置き場へ移動。あ〜っ、疲れた。
ご褒美に、今日の昼ご飯は、ケンタッキーの「レッドホットチキン」(笑)。ケンタッキー・フライドチキンって、クセになるところがあって、忘れたことに食べたくなる。今日は、そこそこ微妙にレアな感じで美味しかったです。
さて、午後からはゆっくりお休み。録り溜めたビデオを見たり、本を読んだり。途中、2時間ほど昼寝もしたなあ。南風が涼しく吹き込んで、なかなか充実した日曜日の午後でした。BGMは、今日も何故かビートルズ。改めて感じ入ったのが「HELP! 4人はアイドル」(写真左)。
このアルバム、高校時代は、この「4人はアイドル」の邦題にドン引きして、しかも当時好きじゃなかった「サウンドトラック」ということで、このアルバムは完全に無視。大学時代になって、たまたま、大学前の行きつけの喫茶店で、このアルバムをかけた奴がいて、これがB面からかけたんですね。よって、ビートルズに疎い僕にとっては「?」。何のアルバムだろう。ビートルズが演奏しているってことは判るんですけどね。まあ、それまで「HELP! 4人はアイドル」は聴いたことが無かったので、判るはずがないんですが(笑)。
6曲目の「イエスタディ」を聴いて、「ああヘルプかあ〜」なんて思って、それでも、このB面、気に入りました。ロックンロール中心のイメージだったビートルズが、メロディアスなオリジナリティを発揮しだしたのが良く判ります。このアルバムでのジョンは、相変わらず素晴らしいのですが、ポールの急成長で、レノン&マッカートニーのバランスが取れだしたアルバムですよね。いろいろな音楽の要素を取り入れだしていて、バラエティーに富んでいて、何回聴いても飽きません。それぞれの曲の粒が揃っていて、実に魅力的なアルバムです。
そうそう、このアルバムでも、リンゴのドラミングに感じ入るところがあって、冒頭の「ヘルプ」と、7曲目の「涙の乗車券」のリンゴのドラミングは実に素晴らしい。特に「涙の乗車券」については、よくこの複雑なリズムを叩きこなしているな〜、と純粋に感心します。
最後に余談を。アルバムのジャケットでは、4人が手旗信号で「HELP」を表している、という通説がありますが、これは間違いです。手旗信号としては、正確には「NUJV」を表しています。何も考えんと格好を決めたら、たまたまこうなっただけらしい。写真が裏焼きで、それでおかしいのかとも思いましたが、正焼きにしても「HELP」にはならないそうです。今でも、この「HELP! 4人はアイドル」を語る中で、4人が手旗信号で「HELP」を表している、と思いこんでいる人が多いですが・・・。
参考までに、手旗信号の情報はここで確認を。
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HELPのB面ですと!?
「ACT NATURALLY」の調子っぱずれ(でも大好き)
のリンゴの歌で始まり、めちゃめちゃ色っぽい
ジョンの「IT'S ONLY LOVE」へと移るところが
たまりませんねぇ~(^^)
しかし、リンゴは偉大だ!ということに気付いて
くれたマスターは素敵だっ
投稿: ひとみちゃんぅぅぅ | 2007年9月 9日 (日曜日) 23時40分
ひとみちゃん、まいど! 松和のマスターです。
うむうむ、同感。ラス前の「Yesterday」から、ラストのバリバリの
ロックンロール・ナンバー「Dizzy Miss Lizzie」に移るところも、当時の
ロックンロール・バンド、ビートルズの自負を感じて好きです。
なお、リンゴのドラミングの偉大さについては、高校3年生の秋の終わり、
「Abbey Road」を購入して、人知れず聴き込んだ時、既に感づいており
ました。しかしながら、意地っ張りな性格故、学生時代は固く心にしまって
おりましたとさ(笑)。
投稿: 松和のマスター | 2007年9月10日 (月曜日) 00時20分