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2007年9月23日 (日曜日)

リラックス満点の粋なヤツ・2

朝起きて、窓を開けたら「す、涼しい」。千葉県北西部地方の昨日の最高気温が32.4度。今日の最高気温が26.7度。最高気温が昨日より、5.7度下がったことになる。体感的には、10度くらい気温が下がった感じがする。あ〜っ、やっと涼しくなった。昨日は、暑くて体調が悪くなったくらいだったので、助かった〜。

今日は、嫁はんの実家まで墓参り。途中、高速道路が渋滞するかもしれないので、朝5時起きで早めに移動。おかげで、途中、2キロ程度の渋滞に2箇所ほど巻き込まれたが、ほぼ順調だった。でも、途中から雨が降ってきて、これが相当の本降りで、墓参りに行くどころではない。仕方がないので仏壇に丁重にお線香を上げただけで退却。まあ、信心が大切なのでこれで良しとしよう。帰りも、昼ご飯を食べて直ぐに出たので、ほぼ順調に帰ってくることが出来た。

この長かった暑い夏。やっとこさ、本格的な秋の到来を感じさせる涼しさがやってきた。涼しくなれば、恋しくなるバラード演奏。特に、ジャズのバラード演奏は、心も体もリラックスできて、疲れを癒してくれる。夜、寝る前のジャズの一聴は、この暑い夏で疲れ切った体を癒してくれる。

John_coltrane_ballads

ということで、昨日に続いて「リラックス満点の粋なヤツ」の続編である。ジョン・コルトレーンのジャズのバラード演奏といえば、これは外せないというアルバムがある。その名もズバリ、「バラード」(写真左)である。

1963年、この「バラード」を録音した当時、コルトレーンはマウスピースの調子が悪く、激しいブローができず、早いパッセージが吹けない、という状態だったという話がある。加えて、激しいフリー・ブローイングに傾倒していくコルトレーンの「アルバムの売り上げ」を気にして、レコード会社が提案した企画だという話もある。まあ、真実はどうであれ、この「バラード」というアルバムは非常に良くできた企画盤である、と僕は思う。

詳細の解説は、これまでに様々人たちに語り尽くされているので、ここでは評論的なことを述べるつもりはない。ただ、僕は、この「バラード」を聴くと、改めてコルトレーンは上手いと思い、心から感心する。これだけのテナーを吹き切るコルトレーンは素晴らしい。テクニックばかりでは無い。テナーを吹く時の歌心が飛び抜けて優れている。

「Say It (Over And Over Again)」から「Nancy (With The Laughing Face)」まで全8曲。それぞれの演奏が、それぞれ異なった、様々な表情と表現を見せてくれる充実の8曲。素直にこのアルバムは良いと思います。

この「バラード」は、ジャズの歴史を揺るがすような名盤の類では無いとは思います。でも、ジャズを楽しむ我々にとっては、心に残る「愛聴盤」でしょう。このアルバムのアラを探すなんて事は「無粋」ってもんでしょう(笑)。
 
 
 
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