愛しのジャズメン2、お勧めです
昨日の天気予報で、明日も蒸し暑いぞ、明後日も蒸し暑いぞ、今週はズッと蒸し暑いぞ、と脅かされて、あ〜っ、明日は再びクールビズかなあ、と思って、朝起きたら、涼しいというか肌寒い。強い東風が吹いて、しかも曇り空。おいおい、昨日の脅しはなんだったのかな、気象庁さん。
涼しいことは良いことなのだが、昨日まで、かなりの蒸し暑さだったので、この気温の落差は辛いモノがある。よって、今日は一日、なんだか眠たい一日だった。ぼ〜っとしているというか、眠たいというか、これだけ、寒暖の差が激しいと体調的に辛い。
それでも、今日の涼しさは、秋と呼んでも良い。秋と言えば「読書」。満員電車の中で、周りの迷惑考えず、堂々と本を広げて読む人が多くなる「秋」。そんな厚顔無恥な世間の迷惑的な読書ではなく、これだけ涼しくなると、落ち着いて本を読みたくもなるし、実際、本を読んでいても実に能率があがる。
最近、購入した本で、結構お気に入りなのが、小川隆夫著の「愛しのジャズメン2」。4月に「愛しのジャズメン」が出ましたが、今回はその続編です。
ジャズメンのアネクドーツ(エピソード、逸話)を集めたエッセイ集。小川さんのアネクドーツ系エッセイの優れたところは、小川さん本人が体験した、小川さん本人がヒヤリングした、小川さん本人の言葉で書かれていること。これって、結構、説得力があって、一気に読み切ってしまいます。面白いですよ。ジャズ・ファンの皆さん、特に、ジャズ初心者の方に読んでいただきたいですね。
ジャズって、それぞれのミュージシャンのアネクドーツが、それぞれのミュージシャンの演奏を、より豊かに聴く一助になる、って前に書いたことがある。これって、自ら「言い得て妙」だと思っていて、演奏から得るミュージシャンの印象が、これら、アネクドーツによって、ガラッて変わって、親近感を覚えたり、感じ入ったり、意外に思ったりで、以降、それぞれのミュージシャンの演奏の印象がガラッって変わったりして面白い。
読書の秋。ジャズ・ファンの皆さん、この季節、ジャズ関連の書籍を紐解くのはいかがでしょうか。
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今秋の課題図書ですねww
投稿: yuriko | 2007年9月18日 (火曜日) 23時39分
yorikoさん、ど〜も。松和のマスターです。
そうです、今秋の課題図書です(笑)。
前に発売された「愛しのジャズメン」も面白いですよ。ジャズメンの
アネクドーツはとても面白くて、人間味があって良いです。ジャズって、
人間くさい音楽やな〜、って思わず、感心してしまいます。
投稿: 松和のマスター | 2007年9月19日 (水曜日) 20時43分