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2007年9月26日 (水曜日)

キャロル・キング 紙ジャケ・1

キャロル・キングの紙ジャケ第1弾が来た。「ライター」から「ファンタジー」までの全5枚。中でも目玉は、彼女の代表作「つづれおり(Tapestry)」(写真左)。このアルバムは、グラミー賞4部門制覇、全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週連続でトップ100にとどまるロングセラーとなった。現在もなお多くの人々に愛され、世界中で延べ2200万枚を超える驚異的なヒットを記録している歴史的名盤である。

早速、聴いたのだが、リマスターされていて、音の粒立ち、分離も良く、キャロルの声も活き活きとしていて、実に良好な聴きごたえである。有名な「It's Too Late」、「You've Got a Friend」(ジェイムス・テイラーとデュエットして欲しかったなあ)など、名曲がキラキラしている。演奏はシンプル。シンプルが故に、キャロルの歌が映えるという寸法。久しぶりに、この「つづれおり」を通して聴いたのですが、やっぱり良いですね〜、実に良い。

キャロル・キングを初めて聴いたのは、高校2年生の初夏の頃。ちょうど、映画研究部(略して映研)で自作映画を作っていた頃。ちょうど、その自作映画のシナリオを、一人で唸りながら書いていた頃である。

Carole_king_tapestry

きっかけはFM雑誌。雑誌の記事でキャロル・キングの話を読んだ。それまでキャロル・キングの存在を知らなかった。シンガーソング・ライターの草分け、女性シンガーソング・ライターの代表格であるキャロル・キング。元々、中学時代から、エルトン・ジョン、ギルバート・オサリバン、カーリー・サイモン等々、シンガーソング・ライターの楽曲が好きな僕としては、かなり強い興味を持った。

次の日、映研の部室で訊いた。「キャロル・キングってええんか〜」。「うん、ええよ。私、好きやで。詩が特にええねん」という発言を聞いて、学校の帰りに即ゲット。ゲットしたのは、当然「つづれおり」である。その晩、即、「つづれおり」を聴いたのだが、いや〜、心に染みましたね〜。日本盤を買ったので、確か、歌詞に和訳がついていたと思うんだが、とにかく歌詞が心に染みた。そして、シンプルな演奏にも好感を持った。

しかしながら、当時、まだまだ硬派な高校生男子であった僕は、次の日、映研の部室にて「キャロル・キングってええなあ。歌詞が特にええ。心に染みて、心地よく、どっぷり落ち込んだで〜」とは言えない。女性シンガーソング・ライターのアルバムを聴いて、センチメンタルな気分になったなんて、硬派な僕はとても言えない。それから、ひっそりと、人知れず、キャロル・キングの「つづれおり」を聴いては、シナリオを書く毎日だった。

そうなんですよ。高校2年生の時に作った自作映画のシナリオは、このキャロル・キングの「つづれおり」とピンク・フロイドの「狂気」そして、キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」を聴きながら、書き上げたものだったのですね(なんちゅ〜組合せや)。全編に流れる過剰なまでのセンチメンタルな雰囲気は、このキャロル・キングの「つづれおり」の影響です。

今、キャロル・キングの「つづれおり」を聴いても、心に染みて、センチメンタルな気分になって、心地よく、どっぷり落ち込むのは変わらない。と言うことは、まだまだ、僕は、多感な高校時代の若々しい感性を維持しているってことかしら。そういえば、「You've Got a Friend」を聴くと、その歌詞に今でもジーンときて、ちょっとウルウルするもんな〜。
 
 
 
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