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2007年8月 6日 (月曜日)

息抜きに「ソウル・ミュージック」

しばらく、純ジャズの話題が続いた。ということでは、日頃聴いている音楽も、純ジャズ一辺倒ということで、ちょっとマンネリしてきた。こういう時は、70年代ロックに走るのだが、時に、別の道に走りたくなる。別の道とは「ソウル・ミュージック」。最近は、R&B(リズム・アンド・ブルース)と呼ばれることが多いが、この「ソウル・ミュージック」も僕の好きな音楽ジャンルのひとつ。

昔むかし、苦節一年、浪人時代を経て、めでたく大学生になった訳だが、その頃、ロックはパンク全盛、70年代ロックは形骸化し、AOR化し、聴くのが辛くなった。当時、興味を持ったのが「ジャズ」と「ソウル・ミュージック」。最終的に、友達の影響で「ジャズ」に走った訳だが、「ソウル・ミュージック」は今でも気になる音楽ジャンルのひとつ。

でも、この「ソウル・ミュージック」も、ジャズほどでは無いにせよ、奥が深いジャンルで、大学時代、「ジャズ」と「ソウル・ミュージック」と二股をかけなくて良かったと思っている。二股かけていたら、アルバムのコレクションに私財の全てを投じて、普通の生活を送っていなかったかもしれない(笑)。
 

Donny_hathaway_live

 
今日は、息抜きに「ソウル・ミュージック」。今でも好んで聴く「ソウル・ミュージック」のミュージシャンは、スティービー・ワンダー、ロバータ・フラック、ダニー・ハサウェイ、マービン・ゲイ、ダイアナ・ロス、ジェームス・ブラウン、ジャクソン5などがあるが、今日は、ダニー・ハサウェイ。ダニー・ハサウェイの「These Songs for You, Live!」。

ダニー・ハサウェイのライブ・アルバムといえば、1970年代初頭のニュー・ソウル期を飾る名作「ライヴ」(72年)と、そのアウトテイクを中心に彼の死後に編纂された「イン・パフォーマンス」(80年)の2枚がある。今回聴いた「These Songs for You, Live!」は、その中からの代表的なナンバーに、未発表音源6曲+インタヴューを加えたライヴ・アンソロジー。

とにかく、ダニー・ハサウェイは歌が上手い。そして、天性のソウルがある。ジャズやブルース、ゴスペルといったブラック・ミュージックの要素をベースに、黒くて、オフ・ビートな、粘ったノリの良い、アフリカンアメリカン独特な「ソウル・ミュージック」を展開する。どの曲も良い。当時のライブ・アルバムは、スタジオ録音に比べて、バック・バンド含めて音が薄くなったり、エンタテインメントの面が誇張されて、純粋な音楽鑑賞にはちょっと、というアルバムが多かったのだが、このライブ・アルバムは違う。

「イエスタデイ」や「ソング・フォー・ユー」「スーパーウーマン」など、ベタなカバーも、ダニーにかかれば、彼のオリジナルに聴こえてしまうから不思議だ。観衆のノリと熱気もダイレクトに伝わってきて、ライブ・アルバムという観点でも優秀。しかも、今回、最新のデジタル・リマスタリングが施されており、音質的にもバッチリ。

息抜きに「ソウル・ミュージック」。良いアルバムを選択しました。良い気分転換になったなあ。というか、ダニー・ハサウェイについて、もっと掘り下げてみたくなった。
 
 
 
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