残念無念、皆既月食見えず!
相変わらず暑い。朝から30度越え。午前10時には、室温32度。たまらず、エアコンをつける。というのも、今日明日と、2回に分けての、後半の夏休み。これだけ暑いと、外へ出るのも億劫なので、今日は午後前半は、ちょっとたまった、初心者向け英会話のテレビ番組の録画を一気に見つつ、殊勝にもお勉強。そして、午後後半は、映画鑑賞。「博士の愛した数式」を観る。小説もよかったが、映画もなかなか良い内容だった。
そして、夜は皆既月食の観察(右図参照)という予定だったが、ここ千葉県北西部地方は「完全な曇天」。いわゆる「快曇」である。日中はなんとなく薄曇りながら日が差していたので、なんとか夜半前までは、このままいけるか、と思ったが甘かった。夕方から、風向きが北風に代わり、涼しい風が流れ込んできて、一気に曇天。濃い水蒸気みたいな低い薄雲が垂れ込めて、これはもう絶望的。
実は、私、天文(天体鑑賞)も、かなりの長きに渡っての趣味でして、振り返れば、30年以上になります。天体鑑賞っていう趣味は、晴れないと全く意味がない趣味で、子供の頃から、このことは身に染みて判っていて、いつの頃からか、晴れたら晴れたで嬉しい、雲ったら曇ったで仕方がない、という諦念感が身に付いています。今日も「仕方がないなあ」と、冷静に諦めムードです。次は3年後かあ。仕方ないね。天気には勝てない。
晴れていたら、6年ぶりの皆既月食が拝めたのですが。皆既中の赤銅色の月(写真左・真っ暗にはならない)は実に神秘的で、神々しくもあります。徐々に欠けていく月の様子、徐々に元の満月の姿に戻っていく様子を含めて、宇宙の神秘を感じずにはいられない天文現象なのですが、実に残念です。特に、夏休み最後のイベントして楽しみにしていた子供達には気の毒なことでした。
これだけ酷暑が続くと、エアコンを入れているとは言え、気温の高い部屋での音楽鑑賞については、意欲が薄れてしまい、ちょっとご無沙汰でしたが、明日からは、涼しくなるみたいだし、そろそろ、家のステレオでの音楽鑑賞も再開できそうです。ステレオで聴きたいアルバムが、結構この夏、たまってしまっているので、ちょっと楽しみです。
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
« 待望の紙ジャケ・リイシュー・3 | トップページ | 青木繁とブルーノートとプログレ »
コメント