青木繁とブルーノートとプログレ
ふぅ〜、今日の最高気温は28度。朝はかなり涼しい東風が強くて、朝起きて部屋の窓を開け放つと、ブワーッと風が駆け抜けていって、30分もしたら室温が4度も下がる。いいぞ〜。真夏日よ、さようなら。外は、曇っていて、今にも雨が降りそうな空模様ですが、一気に秋の気配が感じられるようになりました。夏も終わりですね〜。
さて、今日もお休み。夏休み後半2日目。今日は涼しくなったので、久しぶりにお出かけ。今日は、東京八重洲のブリジストン美術館へ、青木繁の「海の幸」を観に行って来ました。常設展に特別展示として、久しぶりに「海の幸」がかかったことを知ったのは、つい最近。地下鉄の駅のポスターで気がつきました。
この青木繁の「海の幸」という絵は、中学校の美術の教科書に載っていて、最初に見たときに、中学生ながら、非常に衝撃を受けた絵の一つです。躍動感、臨場感、圧倒的な迫力。学校の教科書からでも、それらがビンビンに伝わってきたのを覚えています。当時、岡山にいた私、東京のブリジストン美術館所蔵という注釈を見て、「東京かあ、遠いなあ。住む事なんて無いんだろうなあ」と思ったことを覚えています。それが今、東京近郊に住んでいるわけですから、人生って判りません(笑)。
久しぶりに、実物を見てきたのですが、やっぱり迫力がありますね。本物は良い。躍動感、臨場感、圧倒的な迫力。今日は、午前中早くに入館して、さすがに空いていたので、人のいない空間で、遠くから近くから、「海の幸」を堪能しました。他に、常設展示として、ルノアール、モネ、マチス、ピカソなどなど、私のお気に入りの絵画がぞくぞくと展示されていて、いや〜良かった。特に、マチスが結構出ていて嬉しかったですね。
それから、久しぶりに大きな本屋に行って、音楽系の本を2冊手に入れました。まずは、ジャズ本。小川隆夫さんの「ブルーノート・コレクターズ・ガイド」(写真左)。LPのオリジナル盤の鑑定や収集のテクニック中心に書かれたマニア本ですが、ブルーノートの全アルバムのリストがついていて、これが欲しかった。別に1冊、ブルーノートの全アルバムの紹介本は持っているんですが、そろそろ、自分の所有するブルーノートのアルバムを体系的に整理しようかと思い立って、それには、この小川隆夫さんの本のリストの方が使いやすい。ちょっと高い買い物でしたが、立ち読みの手垢の付いていない美品が手に入ったので満足満足。
そして、もう一冊は、ロック・クラシック研究会編「プログレッシブ・ロック入門」(写真右)。これは、お目当てでは無かったんですが、新刊として野積みされていて、ついつい購入。表紙のデザインに引き込まれました(笑)。このピンク・フロイドの「原子心母」を模した表紙デザイン。プログレ・ファンだったら、即衝動買いでしょう(笑)。
こちらの本は、プログレ入門として、プログレの概説と、まずは、プログレ5大バンド(ピンク・フロイド、エマーソン・レイク&パーマー、イエス、キング・クリムゾン、ジェネシス)の名盤(CD)と映像(DVD)の徹底ガイド。5大バンドの足跡とサウンド解説が良いですね。メンバー変遷図も完備していてなかなか面白い。加えて、プログレを代表する重要バンドとプログレ的名盤も紹介されていて、プログレの誕生から現在までの歴史をわかりやすくまとめたプログレ入門書です。プログレ入門には最適ですし、内容が音源から映像まで充実しているので、ベテランの方にもお勧めです。
お出かけから帰ってきて、午後は涼しい部屋の中で、ソファーに寝そべり、うたた寝を楽しみました。やっと、うたた寝の出来る気温になった。嬉しいなあ。この心地よい気温の中でのうたた寝がたまらないんですよね。
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