待望の紙ジャケ・リイシュー・1
暑い、暑い、暑い。朝から、気温が30度を超えている我が千葉県北西部地方。今朝は、早朝4時15分頃、震度4の地震に襲われ、飛び起きて、完全に寝不足状態。加えて、朝、気温が30度を超える中、会社へ行くという過酷な条件。いつまで続くんでしょう、この酷暑。今週の週末は、天気が崩れて雨になる、なんて気象庁の予報があるが信じない。ここ数年、気象庁の確率の悪い予報を信じて、今まで何度裏切られてきたか(笑)。
猛暑続く日本であるが、僕にとって待ちに待った紙ジャケリイシューが相次いでいる。嬉しい限りである。その待ちに待った紙ジャケ・リイシューの第1弾が「キャロル・キング」。昔からずっと紙ジャケ・リイシューを待ち望んでいたミュージシャンの一人である。待った甲斐があった。リマスタリングされない旧マスターのままのプラ盤は買いたくないし、リマスタリングされたらされたで、やっぱりプラ盤は買いたくない。やはり、キャロル・キングは、リマスタリングされた紙ジャケでないとねえ。
キャロル・キング。アメリカの女性シンガーソングライター・作曲家。本名、キャロル・クライン(Carole Klein)。ニューヨーク市・ブルックリン生まれ、1970年代に入ってからはシンガー・ソングライターとしての活動を本格的に開始。1970年にファースト・ソロ・アルバム『ライター』を発表、翌1971年に発売された彼女のセカンド・ソロ・アルバム『つづれおり』(Tapestry・写真左)は、グラミー賞4部門制覇、全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週連続でトップ100にとどまるロングセラーとなる。
さすがに、このセカンド・ソロ・アルバム『つづれおり』は、旧マスターのプラ盤で持ってます。確か1990年辺りで購入した記憶があります。この「つづれおり」は、名盤中の名盤で、人の心模様を綴った名作。彼女の表現する「孤独感」が、高校時代、僕の心情にマッチして、一時はヘビー・ローテーションになった思い出がある。ジャケットも素敵だ。薄化粧の彼女は美しい。特に、1970年代前半、このアルバムの心象風景は突出していた。
そして、時は流れ、映画「ユー・ガット・メール」(1998年)を見ていて、エンディング・ロールになってバックに流れてきた素敵な曲。どこかで聴いた声、どこかで聴いた雰囲気。「エニワン・アット・オール」、キャロル・キングを久しぶりに聴いた、久しぶりに彼女に再会した瞬間である。良い雰囲気である。そして、2001年にリリースされた『ラヴ・メイクス・ザ・ワールド』(写真右)を購入した。このアルバムも雰囲気があって良いですよ。今でもたまに聴いては、感慨にふけってます。
そのキャロル・キングの1970年代のアルバムが、順次、紙ジャケ・リイシューされる。当然、リマスタリングされている。まずは、デビューアルバムの「ライター」「つづれおり」「キャロル・キング・ミュージック」「喜びは悲しみの後に」「ファンタジー」の5枚がリイシュー。9月26日の発売予定。ディスクユニオンでは、まとめ買いすると、先着で、オリジナル特典として、紙ジャケ収納 『つづれおり』 ボックスがついてくるとのこと。フフフッ、もう予約しました。
いや〜、ほんと楽しみやな〜。しかし・・・、今回「つづれおり」を聴き直したら、不覚にも落涙してしまいそうです(笑)。
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