« AOR的ギター・フュージョン | トップページ | かぐわしき「グラム」の調べ »

2007年7月11日 (水曜日)

カールトンの「これ一枚」

夜中に相当強い雨が降って、その強い雨音に目を覚まされ、ちょっと寝不足の一日。かなりの雨が降ったらしく、バルコニーの床は綺麗になってピカピカ。

たまには、強い雨も良いなあ、なんて呑気なことを思ったりしているが、ちょっと不謹慎。熊本県では大雨の被害が相次いでいる。熊本県で大雨の被害に遭われた方々には、改めまして、心から、お見舞い申し上げます。

さて、昨日、ラリー・カールトン(Larry Carlton)の「夜の彷徨」をご紹介した。このアルバムは、彼のトレード・マーク、ギブソンES-335の音色を堪能できる優秀盤なのだが、僕としては、ボーカル入りの楽曲が収録されているところが、ちょっと減点対象。カールトンのボーカルが好きな人には堪えられないんだろうけど、カールトンのギター演奏を愛する僕からすると、全編、ギター・インストルメンタルのアルバムを強く期待してしまう。

Larry_carlton_night_walk

そういう観点から、全編、ギター・インストルメンタルのアルバムが、僕にとってのカールトンの「これ一枚」となる。それは、1981年リリースのLarry Carlton『Sleepwalk(邦題:夢飛行)』(写真左)。このアルバム、全編ギター・インストルメンタルで、カールトンのギター・テクニックを心ゆくまで満喫できる。

ただし、このアルバムのギターは、彼のトレード・マークであるES-335では無く、この時期、ラリーが愛用していたヴァリーアーツ社の特注ストラトの音である、とのこと。確かに、じっくり聴くと音が違う。でも、テクニック溢れるフィンガリング、官能的なチョーキング、彼独特のちょっとくすんだようなディストーション等、彼の個性は全く変わらず、冒頭から最後まで、徹頭徹尾、カールトンのギターが堪能できる。

本当に、カールトンはエレキが上手い。エレキ独特の雰囲気の出し方がほんとに上手い。ボリュームとかサスティーンとかクランチとか、エレキ独特の奏法で聴かせるのでは無い、エレキ独特の雰囲気で聴かせる、これがカールトンの素晴らしいところ。ボリュームとかサスティーンとかクランチとか、エレキ独特の奏法は、カールトンの場合は、あくまで「脇役」。

ファースト・アルバムの「夜の彷徨」よりも、この「Sleepwalk」の方が、アルバム・トータルとしてまとまっていると思います。僕としては、なんせ、全編、ギター・インストルメンタルなのが、たまらなく良いです(笑)。
 
 
 
★ コメント&TBは、全て「松和のマスター」が読んでから公開される仕組みです。表示されるまで少し時間がかかります(本業との兼ね合いで半日〜1日かかる時もあります・・・ごめんなさい)。公開されたくないご意見、ご感想はその旨を添えて送信してください。
 

« AOR的ギター・フュージョン | トップページ | かぐわしき「グラム」の調べ »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カールトンの「これ一枚」:

« AOR的ギター・フュージョン | トップページ | かぐわしき「グラム」の調べ »

リンク

  • まだまだロックキッズ(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のロック」盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでの、 ジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。
  • 青春のかけら達(バーチャル音楽喫茶『松和』別館)
    この「松和・別館」では、懐かしの「1970年代のJポップ」、いわゆるニューミュージック・フォーク盤の感想や思い出を率直に語ります。これまでのジャズ喫茶『松和』マスターのひとりごと・ブログの中で、不定期に掲載した、70年代ロックの記事を修正加筆して集約していきます。         
2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

カテゴリー